健康に良い食材として、野菜や果物、魚などがよく挙げられますが、実はスパイスも健康に良い効果を持っています。
スパイスには、風邪予防や血糖値のコントロール、消化促進などの効能があるため、日常的に取り入れることで健康的な生活を送ることができます。
今回は、一般的に入手しやすい健康に良いスパイス10選の効能をご紹介します。
おすすめのレシピもご紹介しますね。
健康効果が期待できるスパイス10選
まずは簡単に一般的に購入できるスパイスを10個あげて行きましょう。
簡単に健康に期待できる効能も紹介します。
日々の食事にスパイスを取り入れることで、健康維持や病気予防に役立ちます。
1.ブラックペッパー
血行促進や冷え性改善に役立つブラックペッパーは、肉料理や魚料理によく合います。また、胡椒酸という成分が脂肪燃焼を促進するので、ダイエットにもおすすめです。
2.クミン
カレー特有の香りを持ち、エスニック料理に欠かせないクミンは、整腸や解毒作用があります。消化不良や胃腸炎の予防にも効果的です。カレーやチリコンカン、キーマカレーなどに使ってみましょう。
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3.コリアンダー
食欲増進や血液浄化に効果的なコリアンダーは、シャキシャキした食感とさわやかな香りが特徴です。生のままサラダや和え物に入れたり、ドライタイプはカレーやシチューなどに加えたりしてください。
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4.ターメリック
抗酸化作用や美肌効果があるターメリックは、「ウコン」とも呼ばれます。カレーの着色材料としてよく使われますが、その他にもチキンや豆腐などのマリネ液に入れたり、牛乳やお湯で割って飲んだりすると良いでしょう。
5.シナモン
血糖値を下げる働きがあるシナモンは、糖尿病予防にも有効です。また、香ばしい甘い香りが気分を高めることから、ストレス解消や集中力向上にも役立ちます。紅茶やコーヒーに入れたり、アップルパイやクッキーなどのお菓子作りに使ってみましょう。
6.山椒
日本料理では欠かせない山椒は、「サンショール」という成分が唾液分泌を促進し食欲を増します。また、殺菌作用もあります。天ぷらや焼き魚などのトッピングとして使ったり、粉末タイプは唐揚げや鶏肉料理などに振りかけてください。
7.オールスパイス
オールスパイスという名前から想像されるように、「クローブ」「シナモン」「ナツメグ」の3種類のスパイスの香りを合わせ持つスパイスです。抗菌作用や消化促進作用があります。ハンバーグや肉じゃがなどの肉料理に使ったり、パンプキンパイやジャムなどのお菓子作りに使ってみましょう。
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8.ナツメグ
ナツメグは、鎮静作用やリラックス効果があるスパイスです。不眠症や頭痛の改善にも効果的です。また、食欲不振や胃腸障害にも良いとされます。コーヒーや紅茶に入れたり、チーズ料理やポテトサラダなどに加えたりしてください。
9.カルダモン
カルダモンは、消化促進作用や口臭予防作用があるスパイスです。また、血行促進や冷え性改善にも役立ちます。エスニック料理やカレーによく使われますが、その他にもチャイやコーヒーに入れたり、クッキーやケーキなどのお菓子作りに使ってみましょう。
10.クローブ
クローブは、殺菌作用や鎮痛作用があるスパイスです。歯痛の際に噛んだりすると効果的です。また、虫除け効果もあります。シチューやカレーなどの煮込み料理に使ったり、紅茶やコーヒーに入れたりしてください
スパイスの歴史:健康と味を支える長い伝統
スパイスの歴史は、私たち人類の歴史そのものと深く結びついています。
古代エジプトでは、スパイスは食材の保存や宗教儀式に使用されてきました。
インドや中国では薬用としての役割も果たし、現代の健康食品ブームの基礎ともいえる存在です。
スパイスは、単なる調味料にとどまらず、健康を守る重要な資源として扱われてきました。
世界各地で「健康と味」の両面から求められたスパイスは、貿易や文化の発展にも大きな影響を与えてきました。
古代から伝わるスパイスの用途
スパイスの使用は紀元前にまで遡ります。
たとえば、古代エジプトではミイラの保存にシナモンやミルラが使われたことが知られています。
一方、インドのアーユルヴェーダ医学では、ターメリックやフェンネルなどが体調を整える薬草として利用されました。
こうした医療的用途は、現代でも科学的に裏付けられています。
また、中国の漢方薬ではシナモンや八角が体を温める薬効成分として利用され、健康維持の一環として珍重されてきました。
これらのスパイスの伝統的な使い方が、後にヨーロッパや中東へと広がり、世界中で広く受け入れられるようになったのです。
スパイス貿易が変えた世界の歴史
中世ヨーロッパでは、スパイスは富と権力の象徴とされました。
特にコショウやクローブ、ナツメグなどは金よりも高価とされ、「スパイスロード」と呼ばれる交易路を通じて盛んに取引されました。
この交易は単なる商業活動にとどまらず、文化の交流や新しい発見の契機ともなりました。
例えば、コロンブスの航海も、スパイスを求める探求心が背景にあったことは有名です。
スパイスの需要が新航路の発見や植民地支配のきっかけとなったことは、まさに歴史を変えたエピソードです。
また、この時期にはスパイスの種類が多様化し、調味料としてだけでなく薬や防腐剤としての用途も注目されました。
現代のスパイス:科学と伝統の融合
現代においても、スパイスはその健康効果が再評価されています。
例えば、ターメリックに含まれるクルクミンは、抗炎症作用や抗酸化作用があるとされ、健康食品として注目されています。
また、クローブには強い抗菌作用があり、虫歯予防や消化促進に効果的です。
こうした科学的知見に基づくスパイスの利用は、伝統的な使い方を補完し、より効率的な健康管理に役立てられています。
さらに、スパイスは新しい味覚を提供するだけでなく、現代の食生活の多様性を支える役割も果たしています。
これにより、伝統と科学が見事に融合し、スパイスの価値が一層高まっています。
まとめ
スパイスは、古代から現代に至るまで、人類の健康や食文化に欠かせない存在です。
その用途は多岐にわたり、時代とともに進化しながらも、私たちの生活に深く根付いています。
スパイスの長い伝統と多様な可能性を知ることは、より豊かな生活への一歩と言えるでしょう。
これからも、スパイスの魅力を発見し続けていきましょう。
スパイスの健康効果を深掘り:科学が明かす驚きの事実
スパイスは、ただの調味料ではありません。
日々の食事に取り入れることで、健康面に多くのメリットをもたらします。
ここでは、信頼性の高い科学的研究を基に、スパイスの具体的な健康効果を掘り下げていきます。
さらに、日常での効果的な活用方法についても詳しく解説します。
スパイス別に見る健康効果:科学的エビデンス
以下の表に、主要なスパイスの健康効果とその科学的根拠をまとめました。
これらは、近年の研究に基づくものです。
スパイス | 健康効果 | 科学的根拠 |
---|---|---|
シナモン |
|
研究例:シナモンが2型糖尿病の患者の血糖コントロールを改善(出典:糖尿病学会報告)。 |
ターメリック |
|
研究例:クルクミンの摂取がアルツハイマー病患者の認知機能を改善(出典:神経科学ジャーナル)。 |
クローブ |
|
研究例:オイゲノールが細菌の繁殖を抑制(出典:食品化学学会報告)。 |
スパイスの効果的な摂取方法
スパイスの効果を最大限に引き出すためには、適切な摂取方法を知ることが重要です。
以下に、各スパイスの効果的な使い方を具体的に解説します。
- シナモン:シナモンパウダーを朝のヨーグルトやシリアルに振りかけることで、手軽に摂取できます。また、紅茶に加えてシナモンティーにすることで、リラックス効果も得られます。
- ターメリック:スープやカレーにターメリックを加えるのが一般的ですが、ゴールデンミルク(ターメリック入りミルク)として飲むのもおすすめです。抗炎症作用を期待したい場合、黒コショウと一緒に摂ると吸収率が向上します。
- クローブ:ホールクローブを煮込み料理に使うことで、自然な香りとともに抗菌作用を得られます。パウダー状のクローブをコーヒーに少量加えると、独特の風味が引き立ちます。
スパイスを日常に取り入れる際の注意点
スパイスは健康に良いとはいえ、過剰摂取には注意が必要です。
例えば、シナモンに含まれるクマリンは、過剰に摂取すると肝臓に負担をかける可能性があります。
また、ターメリックのクルクミンも一度に大量摂取すると、消化不良を引き起こすことがあります。
適切な量を守りながら、バランスよく摂取することが重要です。
まとめ:科学が証明するスパイスの可能性
スパイスは、食事を彩るだけでなく、健康維持に役立つ重要な役割を果たします。
科学的根拠に基づいた効果を理解し、日常生活に取り入れることで、体と心のバランスを整えることができます。
ぜひ、スパイスを賢く活用して、健康的な毎日を手に入れましょう。
健康効果を最大限に!スパイスの選び方と保存方法
スパイスは料理の風味を高めるだけでなく、その健康効果も注目されています。
しかし、その効果を最大限に引き出すためには、スパイスの鮮度が非常に重要です。
古くなったスパイスは香りや風味が弱まり、健康効果も減少することがあります。
本記事では、スパイスを選ぶ際のポイントと、効果を長持ちさせる保存方法について詳しく解説します。
スパイスの鮮度が健康効果に与える影響
スパイスの鮮度は、香りや味わいだけでなく、その健康成分の含有量にも影響します。
例えば、クミンやターメリックに含まれる抗酸化物質は時間が経つと劣化し、その効果が弱まることが研究で明らかになっています。
鮮度の高いスパイスを使用することで、料理の味わいが向上するだけでなく、栄養価も高まります。
購入時には製造日や収穫時期を確認し、新鮮なものを選ぶことが大切です。
また、鮮度を保つためには適切な保存方法を徹底する必要があります。
スパイスを選ぶ際のポイント
スパイスを選ぶときは、以下のポイントを参考にしてください。
- ホール(粒状)のスパイスを選ぶ:香りや風味が長持ちし、調理の際に必要な量だけ挽くことで新鮮さを保つことができます。
- 信頼できる生産者から購入する:有機栽培や無農薬のスパイスは、化学物質が少なく健康に良い傾向があります。
- 小分けで購入する:使い切れない量を買うと、保存期間が長くなり鮮度が落ちる原因になります。
これらのポイントを押さえることで、質の高いスパイスを選ぶことが可能です。
スパイスを効果的に保存する方法
スパイスの保存方法は、鮮度を保つために非常に重要です。
適切な保存方法を実践することで、香りや健康成分を長期間維持できます。
以下に、スパイスを保存する際の具体的な方法を示します。
保存方法 | 説明 |
---|---|
密閉容器を使用する | 空気との接触を防ぐため、密閉容器で保存します。 |
冷暗所で保管する | 高温多湿や直射日光を避けることで、劣化を防ぎます。 |
パウダータイプは冷凍保存 | パウダースパイスは冷凍庫で保存することで、香りの飛びを防げます。 |
特に湿気を避けることが重要で、乾燥剤を活用するのもおすすめです。
まとめ:鮮度を保つことでスパイスの力を最大限活用しよう
スパイスの鮮度は、風味だけでなく健康効果にも直接影響します。
新鮮なスパイスを選び、適切な保存方法を実践することで、その効果を最大限に引き出すことが可能です。
ぜひ今回のポイントを参考にして、スパイスの持つ力を日々の生活に活かしてみてください。
正しい保存と選び方で、料理が一段と豊かなものになるでしょう。
スパイスの相乗効果:組み合わせでさらに健康に
スパイスは料理に風味を加えるだけでなく、健康効果も期待できる優れた食材です。
特に、特定のスパイスを組み合わせることで、それぞれの持つ効能が相乗的に高まることが知られています。
この章では、スパイスの組み合わせによる健康効果を具体的にご紹介します。
ターメリックとブラックペッパーの組み合わせ
ターメリック(ウコン)は、抗炎症作用や抗酸化作用を持つクルクミンという成分を含んでいます。
しかし、クルクミンは体内での吸収率が低いことが課題とされています。
ここで活躍するのがブラックペッパーに含まれるピペリンという成分です。
ピペリンは、クルクミンの吸収を飛躍的に高める働きがあります。
具体的には、ターメリックとブラックペッパーを一緒に摂取することで、クルクミンの生物学的利用率が最大で2,000%向上するとの報告があります。
この組み合わせは、抗炎症作用や抗酸化作用をより効果的に得るために非常に有効です。
シナモンとジンジャーの組み合わせ
シナモンは血糖値の調整や抗酸化作用が知られています。
一方、ジンジャー(生姜)は消化促進や抗炎症作用を持ちます。
これらを組み合わせることで、血行促進や代謝向上などの効果が期待できます。
特に、冷え性の改善や免疫力の向上に役立つとされています。
ガーリックとローズマリーの組み合わせ
ガーリック(にんにく)は強力な抗菌作用を持ち、心血管系の健康維持に寄与します。
ローズマリーは抗酸化作用や記憶力の向上に効果があるとされています。
この二つを組み合わせることで、抗菌作用の強化や認知機能のサポートが期待できます。
また、料理に深い風味を与えるため、肉料理などでの使用がおすすめです。
スパイス組み合わせのポイント
スパイスを組み合わせる際には、以下の点に注意すると効果的です:
- 相乗効果を狙う:互いの吸収率を高める組み合わせを選ぶ。
- 風味のバランス:料理全体の味を損なわないように調整する。
- 適切な量を守る:過剰摂取を避け、適量を心がける。
- 適切な量:スパイスは少量でも効果を発揮します。過剰摂取は避け、適量を守りましょう。
- 調理タイミング:スパイスの効果を最大限に引き出すために、加熱のタイミングや調理方法を工夫することが重要です。
スパイスの組み合わせを工夫することで、料理の味だけでなく、健康面でのメリットを最大化できます。
普段の料理に少しずつ取り入れて、自分だけのオリジナルレシピを楽しんでみてはいかがでしょうか。
相乗効果のスパイスを使ったおすすめレシピ
スパイスの相乗効果を試してみたくなる簡単レシピをご紹介します。
これらのレシピは、健康効果だけでなく、風味の良さでも満足感を得られるものばかりです。
ターメリック&ブラックペッパースープ
材料:
- ターメリックパウダー:小さじ1/2
- ブラックペッパー:少々
- チキンスープ:500ml
- 野菜(にんじん、セロリなど):適量
作り方:
- 鍋にチキンスープを入れ、野菜を加えて煮込みます。
- 野菜が柔らかくなったら、ターメリックパウダーとブラックペッパーを加えます。
- 軽く混ぜ合わせて、味を調えたら完成です。
ターメリックとブラックペッパーの相乗効果で健康的なスープを楽しめます。
シナモン&ジンジャーティー
材料:
- シナモンスティック:1本
- すりおろし生姜:小さじ1
- 蜂蜜:お好みで
- お湯:200ml
作り方:
- カップにシナモンスティックとすりおろし生姜を入れます。
- 熱湯を注ぎ、5分ほど蒸らします。
- 蜂蜜を加え、よくかき混ぜて完成です。
寒い季節にぴったりのドリンクで、体を芯から温めてくれます。
まとめ
スパイスを組み合わせることで、それぞれの健康効果が高まり、料理の風味も引き立ちます。
特にターメリックとブラックペッパー、シナモンとジンジャーなどのペアリングは、相乗効果を期待できる組み合わせとしておすすめです。
今回ご紹介したレシピを参考に、ぜひ日々の食事に取り入れてみてください。
スパイスの可能性を広げ、健康的で美味しい食卓を演出しましょう。
これらのポイントを踏まえてスパイスを活用することで、健康効果を最大限に引き出すことができます。
日々の食事に積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
スパイスを活用したおすすめ健康レシピ3選
スパイスを使った料理といいますと、まず思い浮かぶのがカレーですよね?
日本のカレーではなく、スパイスカレー。
なんか難しい感じがしますが、意外と簡単なんですよ。
ただ、スパイスの配合が自分好みになるまでの研究が大変でしょうか。
今回は3つのレシピを紹介しますよ。
1.スパイスカレー
スパイスカレーは、インド料理の代表的なメニューです。スパイスの香りと辛味が食欲をそそります。また、スパイスには消化促進作用や免疫力向上作用などの健康効果もあります。自分で好きな具材やカレールーを選んで作ることができます。印度カリー子さん直伝のレシピ1を参考にしてみてください。
2.脂肪燃焼スープ
脂肪燃焼スープは、ダイエットに効果的なメニューです。野菜やキャベツをたっぷり使って栄養バランスも良く、低カロリーです。また、生姜や干し棗などの体を温める食材やスパイスを加えることで代謝もアップします。体を温めるスパイスレシピ2を参考にしてみてください。
3.チャイ
チャイは、インドの伝統的な紅茶です。牛乳や砂糖と一緒に様々な種類のスパイスを入れて煮出します。チャイには鎮静作用やリラックス効果があると言われています。また、口臭予防や血行促進などの健康効果も期待できます。お好みの味に調整して楽しんでください。
スパイスカレーの作り方
普段作っている日本のカレーではカレールウを使用しますよね?
そのルウの代わりに自分で調合したカレースパイスを使用します。
その肝心のカレースパイスの作り方が分からない!というわけで、一例ながらご紹介します。
カレースパイスの作り方
クミンシード、コリアンダーシード、カルダモンシード、クローブなどの全粒スパイスをフライパンで乾煎りする。香りが立ってきたら火から下ろす。
ミキサーに乾煎りしたスパイスとターメリック、カイエンペッパー、ガラムマサラなどの粉末スパイスを入れて粉砕する。これがカレースパイスの完成だ。
使わない分は密閉容器に入れて冷暗所で保存する1。
カレースパイスの配合割合
カレースパイスの基本方程式は
「クミンシード(4):ターメリック(1):カイエンペッパー(4):コリアンダー(8):クミン(4)」
と言われています。。
この方程式に基づいて好きな量を調整してください。
例えば、小さじ1杯ずつだと「クミンシード小さじ4杯:ターメリック小さじ1杯:カイエンペッパー小さじ4杯:コリアンダー小さじ8杯:クミン小さじ4杯」ということになります。
他にも好きなスパイスを加えることができます。例えば、「コリアンダーシード(2):カルダモンシード(2):クローブ(2)」や「ガラムマサラ(1/2)」などです
スパイスカレーの作り方
上で作ったカレースパイスを2番で投入して作ります。分量が難しいですが・・・色々試す楽しみですよ!!
- 玉ねぎを薄切りかみじん切りにし、油をひいた鍋で飴色になるまでじっくりと炒める。
- すりおろしたにんにくと生姜、トマトピューレを加えて炒め合わせ、カレースパイスと塩を加え、弱火で2分ほど炒める。これがカレーペーストの完成だ。
- 好きな具材(肉や野菜など)を加えて炒める。
- 水やコンソメなどの液体を加えて煮込む。好みでヨーグルトやココナッツミルクなども加えると風味が増す。
- 火が通ったら出来上がり。ご飯やナンと一緒に召し上がれ。
一例ですので、自分の好みに合わせて色々と試してみてください。
それがスパイスカレーの醍醐味ですからね。
おすすめのYoutube動画
それでも難しそうなカレースパイスの作り方です。
映像で見るとまた分かりやすいですので、おすすめのYoutube動画のリンクを貼っておきますね。
脂肪燃焼スープの作り方
脂肪燃焼スープは、野菜がたっぷり入ったヘルシーなスープで、肥満の患者さんを無理なく減量させるために医療機関で考案されたダイエット方法です。脂肪燃焼スープを中心とした食生活を7日間行うと、食べるほど痩せると言われています。
- 野菜(キャベツ、玉ねぎ、セロリ、人参など)をざく切りにする。
- 鍋に水とコンソメキューブを入れて沸騰させる。
- 野菜と生姜や干し棗などの体を温める食材やスパイス(塩胡椒、ターメリック、クミンなど)を加えて中火で20分ほど煮る。
- 味見して調整したら出来上がり。お好みでレモン汁やパセリなども加えるとさっぱりして美味しいですよ。
各食材の健康効果
- ターメリックは抗酸化作用や肝機能改善作用があります。
- クミンは消化促進や胃腸の働きを整えたり、風邪の予防にもなりますね。
- 胡椒には血行促進や冷え性改善効果が期待でき、黒胡椒には脂肪燃焼効果もあります。
- 生姜はビタミンCやB群などの栄養素が豊富で、血行促進や代謝アップ、風邪予防などの効果があります。
- 干し棗は鉄分やカリウムなどのミネラルが多く含まれており、貧血やむくみの改善に役立ちます。また、食物繊維も豊富で便秘解消にも効果的です。
- キャベツはカロテンやビタミンCなどの抗酸化成分が多く含まれており、老化防止や免疫力向上に役立ちます2。また、硫化アリルという成分が胃粘膜を保護したり胃潰瘍を予防したりする効果があります3。
- 玉ねぎは硫化アリルという成分が血液サラサラにしたりコレステロール値を下げたりする効果があります3。また、ケルセチンという成分が抗酸化作用や抗アレルギー作用を持ちます2。
- セロリはカリウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富で高血圧やむくみの改善に役立ちます。また、フタイドという成分が神経を落ち着かせたりストレスを和らげたりする効果があります。
- 人参はβカロテンという成分が視力回復や肌荒れ改善に役立ちます2。また、ビタミンAやCなども多く含まれており免疫力向上にも効果的です。
チャイの作り方
チャイはインド式に甘く煮出したミルクティーのことです。
茶葉とミルクだけでなく、シナモンやカルダモンなどのスパイスも加えて香り豊かに仕上げます。
チャイはインドだけでなく、世界中で飲まれている人気の飲み物で、自宅でも簡単に作ることができますよ。
本格的には茶葉は細かく丸いつぶつぶの形状に加工されたものを使いますし、スパイスは原形(ホール)を使うと香りが飛躍的にアップしますが、ご家庭で作るには多少スパイスの香りが劣りますが、粉末になっているスパイスと市販の紅茶を使用して大丈夫です。
- 鍋に水と紅茶(ダージリンやアッサムなど)と牛乳(または豆乳)を入れて沸騰させる。比率は水:牛乳=3:2くらいが目安です。
- スパイス(シナモン、カルダモン、クローブ、ジンジャーなど)と砂糖(またははちみつ)を加えて弱火で10分ほど煮出す。お好みでバニラエッセンスやオレンジピールなども加えると香りが豊かになる。
- 茶こしで濾してカップに注いだら出来上がり。お好みで生クリームやシナモンシュガーなどもトッピングして楽しんでください。
スパイスの効果
- シナモンは血糖値やコレステロールの低下、抗酸化作用などが期待されます。
- カルダモンは消化促進や胃腸の働きを整える効果があります。
- クローブは殺菌作用や鎮痛作用があります。
- ジンジャーは発汗作用や血行促進作用があります。
これらのスパイスをチャイに入れると、香りだけでなく体にも良い効果が得られるかもしれませんね。
他におすすめのスパイス
他にもナツメグ、アニス、コリアンダーなどのスパイスを加えると、チャイの味わいがさらに豊かになりますよ。
- ナツメグはリラックス効果や睡眠改善効果があります。
- アニスは甘い香りが特徴で、風邪予防や咳止め効果があります。
- コリアンダーはレモンのようなさわやかな香りが特徴で、食欲増進やデトックス効果があります。
またあまりスパイスを複数入れすぎると香りが喧嘩をして美味しく飲めないこともありますから、スパイスの種類は増やしすぎないほうがよいかもしれませんね。
自分好みの香りになるように調整してみてください。
スパイスで美味しく健康に:まとめ
健康に良いスパイスの効能10選をまとめますと、以下のようになります。
- ブラックペッパー
血行促進や冷え性改善、胡椒酸という成分が脂肪燃焼を促進 - クミン
整腸や解毒作用があり、消化不良や胃腸炎の予防にも効果的 - コリアンダー
食欲増進や血液浄化に効果的、パクチーの種 - ターメリック
抗炎症作用や鎮痛効果があり、免疫力を高める - シナモン
血糖値を下げる、代謝を促進する。香ばしい甘い香りが気分を高めることから、ストレス解消や集中力向上にも役立つ - 山椒
「サンショール」が唾液分泌促進、食欲増進、殺菌作用 - オールスパイス
抗菌作用や消化促進作用 - ナツメグ
鎮静作用やリラックス効果。不眠症や頭痛の改善、食欲不振や胃腸障害改善 - カルダモン
消化促進作用や口臭予防作用、血行促進や冷え性改善 - クローブ
殺菌作用や鎮痛作用、抗酸化作用、虫除け効果
これらのスパイスを料理に取り入れることで、健康的な生活を送ることができます。しかし、過剰摂取は健康に悪影響を与える場合もあるため、適量を守りながら取り入れることが大切です。
今回は10選ということで10個選びましたが、他にもたくさんのスパイスがあります。
身近なところですと、
- ガーリック – 抗酸化作用や免疫力を高める効果がある。
- オレガノ – 抗菌作用や抗炎症作用があり、風邪予防に効果がある。
- パプリカ – ビタミンCやβ-カロテンが豊富で、免疫力を高める効果がある。
なども健康に良いスパイスと言えます。
食材としても使用しますよね。
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