腸内にカンジダ菌が多くなると体調が悪くなったり、お腹が張ったりと良くないことが起きますよね。
しかしこの腸内カンジダ菌をいきなり退治すると・・・ダイオフ症状というものが起こることがあります。
カンジダ菌を退治した方が具合が悪くなるのです!?
そのダイオフ症状とは何なのか?
調べてみましたよ。
腸内カンジダ菌を退治するとダイオフ症状が!?
腸内カンジダ菌は酵母の一種です。
酵母菌はウイルスと違って、それ単体で生きています。
栄養を取り込み化学物質を産生し、分裂して増えます。
菌内に溜め込んでいる物質が必ずしも我々人体に有益なものばかりでは有りません。
私達の腸内に間借りして勝手に住み着いていたとしても、菌内に溜め込んでいるものの中には人体には有害なものがあります。
ですので、いきなり大量にカンジダ菌を退治すると菌内に溜め込まれていた化学物質がバラ撒かれて、私達の具合が悪くなってしまうのです。
ダイオフ症状はどのようなもの?
ダイオフとは、このカンジダ菌が死ぬ時に出された毒素で私達が体調が悪くなることです。
ダイオフ症状は主に、
- 倦怠感
- 発熱
- 頭痛
- 筋肉・関節痛
- 下痢
- 湿疹
- 元々の症状の悪化
- など
があります。
ちなみにダイオフ症状と言っていますが、医学用語では「ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応」と言います。
ヤーリッシュ・ヘルクスハイマー反応、ヘルクスハイマー反応(Jarisch-Herxheimer reaction, JHR)とは、 梅毒やレプトスピラ症、回帰熱などの治療などの為にペニシリンなどの抗菌薬を投与した結果、梅毒などの起因菌が体内で大量に死ぬことによって、患者に発熱などが起こることである。名称は、アドルフ・ヤーリッシュ (Adolf Jarisch senior, 1861-1942) と カール・ヘルクスハイマー (Karl Herxheimer, 1861-1944) にちなむ。
ちゃんと研究もされている反応のひとつなんですよ。
ダイオフ症状を和らげるためには?
一気にカンジダ菌を大量に退治するとダイオフ症状に見舞われる可能性が高いのは分かったと思います。
まずカンジダ菌を退治した際に菌内に溜め込まれていた毒素がバラ撒かれて、それを身体が吸収してしまった為に倦怠感や発熱などが起きてしまいます。
吸収されてしまうのが問題であるので、吸収される前に体外に出してしまえば楽になります。
対策としては、
- 便秘を解消しておく
- 快便にして退治したカンジダ菌を便として出す
ということです。
快便にしておかないと、せっかく退治したカンジダ菌が腸内に居座り、毒素を余すことなく放出してしまうからです。
カンジダ菌を本格的に退治し始める前に、しっかりと腸内環境改善し快便になるようにしましょう。
食物繊維で腸内をお掃除する手伝いをし、また消化を助ける成分を摂ることによって食べたものをしっかりと消化(分解)して腸に負担をかけないようにします。そのためにはよく噛んで食べることも良いですね。
また乳酸菌などの善玉菌を取り込むことによって悪玉菌が蔓延りにくい腸内環境を整えておくことも大切です。
カンジダ菌は生命力の強い菌ですが、上記のことを日々の生活でおこない、生活習慣を整えることで減らすことが出来ます。
カンジダ菌も常在菌ですので、【ゼロ】にすることは出来ません。
あくまで陣取りゲームの割合の問題ですね。
ですので善玉菌が優勢になるような環境を整えればカンジダ菌の勢力が弱まります。
そうなってから、本格的なカンジダ菌退治に移るとダイオフ症状が和らぐ可能性が高くなりますね。
いろいろやることを書きましたが全部を気をつけることは大変ですよね。そこでサプリメントを活用することも良いですよ。
革命を起こす8つの成分。
- 難消化デキストリン
- ダイジェザイム
- 亜鉛含有酵母
- ナノ型乳酸菌nef
- 有胞子性乳酸菌
- 乳酸菌生産物質
- ビートオリゴ糖
- 大豆イソフラボン
準備が整ったらカンジダ菌を退治しよう!
こちらの記事では一般薬局で販売されている「ミヤリサン」を使用して退治することが書いてあります。
お手軽に入手できるのが「ミヤリサン」ですのでおすすめですよ。
私も初めて「ミヤリサン」を使った時は、便秘症の時で腸内環境改善のために飲みました。
便秘で4日ほど出ず・・・を繰り返していた時期でしたので、いきなりミヤリサンを投入したら・・・
退治した悪玉菌やカンジダ菌の所為でガスが溜まり、しかも便秘で頑張っても出ない状態・・・
2日ほどガスでお腹パンパンで痛いという状態になりました(笑)
便が出るまで辛かったですよ。
ですので、最初は「ミヤリサン」を朝晩1錠ずつから初めて徐々に量を増やしましたね。
その後は快便に近くなり、ガスで腹痛になることもなくなりましたよ。
まとめ
腸内カンジダ菌のダイオフ症状は、
発熱
頭痛
筋肉・関節痛
下痢
湿疹
元々の症状の悪化
など
です。
このダイオフ症状を和らげるために、予め腸内環境を良くしておき、お通じが良い状態にしておくと良いですよ。
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