もうすでに暑い日が続いており、熱中症や脱水症状で救急搬送される患者も出てきているようですね。
毎年猛暑・酷暑となり、大分皆さんにも脱水症状と熱中症についての知識もついてきていると思います。
テレビでも特集を組んだり、健康情報番組でも取り上げられたりしていますよね?
地球の気候変動で猛暑となる日が多くなり、日本人の多くはその変動についていけなくなっているのも一つの原因かもしれません。
また、熱中症も脱水症状も自分では気が付かないことが多いです。
むしろ自覚症状が出た時点で既に遅く、その時には医療機関で点滴などの処置が必要になることも多いです。
脱水症状の初期症状を知っていれば防ぐことができますので、今一度確認しましょう!
水分不足でイライラする?それ脱水症状かも?
実は脱水症状の一つにイライラするということがあるんです。
そして、イライラするということはかなりの水分が失われていることになるということが驚きですね!
【水分損失率】という指標があります。
体内の水分が2%失われるとのどの渇きを感じ、運動能力が低下しはじめます。身体が動かしにくくなるというか、だるくなるというか、そのような症状が出始めます。
3%失われると、強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振などの症状がおこります。傍から見て具合が悪そうだ、調子が悪いのだろうという風に見えます。
4~5%失われると、疲労感や頭痛、めまいなどやイライラするなどの症状があらわれます。
そして、10%以上になると、死にいたることもあります。
水分損失率
2%
3%
4%
5%
8~10%
20%以上
主な症状
のどの渇き
強い渇き、ぼんやりする、食欲不振
皮膚の紅潮、イライラする、体温・脈拍上昇、尿量の減少と濃縮
頭痛、熱にうだる感じ
身体動揺、けいれん、言語不明瞭、幻覚、疲労困憊
無尿、死亡
というような症状が出てきます。
4%の水分を失った時点でイライラするという症状が出てきますので、皮膚の紅潮(顔や皮膚の薄いところが赤くなる。赤ら顔など)とともにいつもよりイライラするや、普段は気にならない些細なことで腹が立つなどの気持ちの問題が現れた時は、もしかしたら水分不測の脱水症状かもしれませんよ!?
脱水症状かも?対処法は?
本当は脱水症状が出る前から、30分おきなど決めて、のどが渇かなくても一口二口水分を取るようにすることが大切です!
「のどが渇いた」となった時点で2%の水分が失われている可能性が高いからですね!
過去に何人も脱水症状や熱中症の人を見たことがありますが、残念ながら本人は気が付きません。
真っ赤な顔をしていて、呂律が怪しくなっていても「私は大丈夫!なんでもない!」と頑張る人も多かったです。
結局だるさや頭痛などの不調が出てきて、動けなくなって初めて脱水症を認める人もいましたから。
そうなった場合の対処法は、とにかく水分を取るということですが、それこそ4%ほど水分を失ってイライラしている状態でしたら、「経口補水液」を飲むのが一番良いと思います。
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これからの季節は、経口補水液を自宅や職場、そして車での移動が多い人は車にも1本ほど常備しておくことをおすすめします。
たとえ自分が使わなくても、もしかしたら脱水症状を起こしている人に会う可能性もありますからね!
糖分の心配はありますが、スポーツドリンクも良いです。
身体への吸収が早くなるように作られているものですので、ただの水やお茶を飲むよりも吸収が早いです。
気を付けなければならないのが、脱水症状を起こしている時にただの水やお茶を飲ませることです。
実はそれほど水やお茶は吸収が良くないので、沢山飲ませても身体に入っていかないです。
そればかりか胃が水でいっぱいになると、ただでさえ脱水症状で具合が悪いのに気持ち悪くて戻してしまいます。
またお茶には利尿作用もあるため、かえって水分を身体から尿として排出しようとしてしまいますのでダメです。
脱水症状を起こす前からの水分補給では、水やお茶でも良いですが、脱水症状を起こした後には「経口補水液」やスポーツドリンクなどの身体に吸収しやすい様に設計された水分を補給することをお勧めします!
万が一、水分を飲むことも難しいほどきつい時は、すぐに医療機関に運びましょう。
意識がある状態で受け答えができるならば、自家用車やタクシーなどで運びましょう。
呂律が回らない、幻覚がありそうだ、受け答えができないなどの場合は救急車を呼び救急搬送をしてください。
119番にかけて、救急車が到着するまでの間、指示に従いながら応急処置をするようにしましょう。
一般にそこまで重症の場合は熱中症も同時にかかっていると思われますので、可能ならば氷でわきの下や首筋、股の間などを冷やすようにすると良いです。
特に脳が熱に弱いので、首筋や脇の下を冷やして、脳に行く血液を冷却するようにしましょう!
脱水症状・熱中症にならない様に・・・
ご年配の方に多いですが、冷房を嫌がる傾向がありますよね?
温度感覚が鈍るので直接当たる冷たい風が身体に沁みるようです。
ですが最近では異常に気温が上がるために熱中症のリスクが高くなっています。
是非とも冷房を使用して、身体に熱が籠らない様にしてほしいですね。
また、水分の補給も、のどが渇いてから飲むのではなく、小まめに、口の中を湿らす程度で良いので水分を取るようにしてください。
その上で、
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を準備しておいていざという時は飲むようにしていただきたいです。
OS-1などの経口補水液を飲んだことがある方は分かるでしょうが、正直美味しくないです。
ですが、面白いことに脱水症状を起こしている時に飲むと美味しいんです!!
身体が欲しているんですね!
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