脱水症の判断に尿の色も関係します。
ビタミンBを摂ると尿の色が黄色くなりますが、脱水症でも尿の色が濃くなります。
喉が渇くというのは脱水症の始まりですが、尿の色が濃くなり始めたら危険域ですので積極的に水分を補給してくださいね。
尿の色と水分補給量の目安をご紹介します。
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尿の色が褐色になったら病院へ!?
夏の暑さで汗が大量に出ていると脱水症になります。
2%の水分が失われると喉の渇きを感じます。
喉が渇き始めたらすでに脱水症が始まっているので要注意です。
ビタミンBや尿に色が付く食べ物は色々ありますが、そのようなものを食べたり飲んだりした覚えが無いのに尿の色が濃くなったら脱水症を疑ってください。
脱水料が増えてくると尿も出なくなりますのでそれも危険です。
尿の色が茶褐色よりも濃くなったらすぐに医療機関で受診してくださいね!
また脱水症以外でも腎臓の不調などで尿の色が濃くなる場合もあるので、慢性的に尿の色が濃い人は腎泌尿器科などの病院を受診することをおすすめします。
尿の色と水分補給量の目安は?
腎臓などに異常がなく、普段は尿の色が薄いのに暑さや汗をかいて尿の色が濃くなったら脱水症の疑いがあります。
尿の色と水分補給量の簡単な目安をご紹介しますよ。
濃い黄色の場合には、1時間以内に250mlの水分(屋外にいる場合や、汗をかいている場合には500ml)の水分を摂りましょう。
黄色褐色の尿が出る場合には、すぐに250mlの水分(屋外にいる場合や、汗をかいている場合には500ml)を摂取します。
尿の色が茶褐色の場合にはすぐに1000mlの水分を摂り、茶褐色より濃い色の尿が出る場合にはすぐに受診が必要です。
引用:脱水症状のチェック方法とは|高齢者にありがちな発症原因や対処法を解説 | ヤマシタ、シマシタ。 (ycota.jp)
尿の色が濃くなるにつれ、必要な水分補給量が増えます。
つまりは脱水症状が進んでいるということです。
この時、コーヒーやビールなどのアルコール飲料は水分と考えないでください。
どちらも利尿作用がありますので、身体から水分が抜けてしまいます。
水分補給に適しているのは、
- 経口補水液
- ポカリスエット
- ミネラル麦茶
- お水
ですね。
スポーツドリンクと言わず、ポカリスエットとしたのは、含まれるカリウム量がポカリスエットの方が多いからです。
カリウムが不足すると筋肉の働きが悪くなり、電解質脱水症というものになるからです。
その場合、水だけ飲んでも改善しませんので経口補水液やポカリスエットなどのカリウム量が多いものを飲むことをおすすめします。
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電解質脱水症とは?
電解質脱水症とは、体内の電解質(ナトリウム、カリウム、塩素など)のバランスが乱れ、水分とともに電解質も失われる状態を指します。通常、電解質は体内の細胞や組織の正常な機能を維持するために重要な役割を果たしています。しかし、過度な水分喪失によって電解質の濃度が異常に高くなると、身体の正常な機能に影響を及ぼし、電解質脱水症が発生することがあります。
電解質脱水症の原因は?
1. 長時間にわたる激しい運動やスポーツによる発汗:
長時間の運動やスポーツ活動によって、体は大量の水分とともに電解質を失います。特に暑い環境や高湿度の条件下では、発汗による電解質の損失が増加します。
2. 下痢や嘔吐などによる水分喪失:
急性の胃腸炎や食中毒など、下痢や嘔吐が続く場合、体内から水分と電解質が失われます。特に、高熱や腹痛を伴う場合は、水分と電解質の喪失がより顕著になります。
3. 腎臓の機能障害:
腎臓は、体内の余分な水分と廃棄物を排泄する役割を果たしています。腎臓の機能が低下すると、水分とともに必要な電解質も排泄され、電解質脱水症が発生する可能性があります。
電解質脱水症の症状は?
電解質脱水症の症状は、一般的な脱水症と類似していますが、電解質のバランスが乱れることにより、症状がより深刻になることがあります。
以下に、電解質脱水症の一般的な症状を挙げます:
1. 筋肉のけいれんや痙攣:
特にカリウムやマグネシウムの不足によって、筋肉の異常な収縮やけいれんが起こることがあります。
2. 頭痛やめまい:
ナトリウムや塩素の不足によって、脳の正常な機能が妨げられ、頭痛やめまいが発生することがあります。
3. 疲労感や倦怠感:
電解質のバランスが崩れると、体のエネルギー代謝に影響が出て、疲労感や倦怠感が生じることがあります。
4. 不整脈や心拍数の異常:
カリウムやマグネシウムの不足は、心臓の正常な機能に影響を及ぼし、不整脈や心拍数の異常を引き起こす可能性があります。
電解質脱水症の治療は、水分と電解質の補充が中心となります。症状の重症度に応じて、経口補液や点滴による静脈内補液が行われる場合があります。治療においては、特にナトリウム、カリウム、塩素のバランスを正常化することが重要です。
予防においては、適切な水分補給とバランスの取れた食事が必要です。特に長時間の運動やスポーツを行う場合は、適切な電解質補給も重要です。また、疾患や下痢、嘔吐がある場合は、早期の治療と水分補給を行うことが重要です。
重要な点として、電解質脱水症は自己診断や自己治療をせず、医師の指導のもとで適切な治療を受ける必要があることを強調しておきます。
まとめ
尿の色は脱水症の目安にもなります。
脱水症の症状には、
失われた水分量 | 脱水症の症状 |
---|---|
2% | のどの渇き、運動能力低下 |
3% | 強いのどの渇き、ぼんやり、食欲不振 |
4-5% | 疲労感、頭痛、めまい |
10% | 筋肉のけいれん、循環不全 |
20% | 死亡 |
というものがありますが、尿の色の変化で足りない水分量の目安がわかります。
尿の色と水分補給量の目安は次の通りです。
- 濃い黄色の場合
1時間以内に250mlの水分補給が必要
(屋外・汗をかいている場合は500ml) - 黄色褐色の場合
すぐに250mlの水分補給が必要
(屋外・汗をかいている場合は500ml) - 茶褐色の場合
すぐに1000mlの水分補給が必要 - 茶褐色よりも濃い場合
すぐに病院へ!!
もちろん、尿の色が濃くなるのは脱水症だけが原因ではなく、ビタミンB類や食べ物の影響もあります。
そして腎臓などの病気によるものもあります。
しかし、普段は尿の色が薄いのに、汗をかいていて尿の色が濃くなったら脱水症の影響が考えられます。
水分を摂りながら作業やアクティビティを楽しんでいたとしても尿の色が濃くなった場合は水分補給が足りない可能性があります。
その場合は上の目安量を参考に水分を追加で補給してください。
また電解質不足による脱水症もありますので、水や麦茶だけを飲んでもダメな場合があります。
塩分やカリウムを補給しないとだるさや筋肉の痙攣、筋肉痛のような症状が出る場合があります。
カリウム不足が深刻になると心臓にも影響しますので危険です。
今年の夏は異常に暑いですので電解質不足による脱水症にも備えて経口補水液などを備蓄しておくのが良いと思いますよ。
アクエリアスのなどのスポーツドリンクも脱水症予防に良いと言われますが、実はアクエリアスはカリウムの量が少ないです。
脱水症予防には心もとないのが実情です。
手軽に手に入るスポーツドリンクでしたらポカリスエットかイオンウォーターがおすすめですよ!
イオンウォーターの方がカロリーが低めですので特におすすめです。
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