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【新型コロナウイルス】ウイルス退治にアルコール消毒は効かない!?間違っているかもしれない3点!

インフルエンザ
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新型コロナウイルスで巷の話題は総なめですね!

恐ろしいといわれている新型肺炎。

発症から肺炎に至るまでの期間が短いとか、重症化しやすいとかで話題となっています。

中国武漢から広まり始めたという話ですでに確認されているだけでも死亡者が3ケタを超えました。

 

そしてついに日本国内でも発症者が確認され始めて、中国国内に続き、日本国内でもマスクが売り切れ状態となり、オークションサイトなどで高値で取引されるようになりました!

SNSでの情報拡散&情報収集が基本スキルとなった最近では、デマ情報も出ていることを気を付けないといけないです!

そこですでに言われている情報で間違っているかもしれない3点についてご紹介しますね!

 

新型コロナウイルスの症状についてはこちら。

【新型コロナウイルス】症状は?罹るとどうなるの?
感染者数、死亡者数と続々情報が更新され、不安に思う方も多いでしょう。ですが、その数字にだけ囚われていて、肝心の症状がどのようなものかがわかりにくい報道が多くなってきているように思います。「肺炎になるんでしょ?」「高熱が出るんだよね?」「熱が...
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1.マスクで新型コロナウイルス感染を予防!?

マスクを着けていれば、ウイルスを吸い込むことがないから感染しない?

と考えている人が多いです。

現に昨今の報道でも、春節にて中国からいらした観光客のインタビューに

 

「日本は空気がきれい(新型コロナウイルスに汚染されていない空気)だからマスクを外して良いと言われた。空気がおいしい!!」

 

なんてコメントがありました!

ですが、これがまず間違いです!

 

これから季節が始まる花粉症の場合は、マスクを着けて花粉を吸いこまないようにすることで症状の緩和をはかるので、このような勘違いが生まれているんだと思います。

 

お隣中国では、大気汚染が環境問題となっていますよね?

PM2.5に始まる環境汚染物質を吸い込まないようにするためにマスクを着ける習慣が出来ているように思います。

ですから先ほどの「空気がきれいだからマスクを外す」という勘違いに発展してしまっているのかもしれませんね。

 

実際はどうなのか?

実際感染症の場合は、感染者が周囲にウイルスをばらまかないようにマスクを着けます。

発想が逆なんですね!

 

ウイルスがばらまかれる一番の行動は、「くしゃみ」「咳」です。

つまり口や鼻から唾液などの飛沫が飛ぶことで、ウイルスがばらまかれるんですよね。

「くしゃみ」では意外と遠くまで飛沫が飛びます。4~5mも飛ぶとの実験結果もあります。

「咳」では、飛距離が縮むものの広範囲に飛び散る傾向があります。

 

ですので、マスクをして、飛沫が飛ばないようにすることが大切になります!

 

 

そして今回の新型コロナウイルスでは、現在のところ「飛沫感染」と言われています。

「はしか」などの空気感染では今のところないようですね。

 

ですので、感染者(ウイルス保持者)からの唾液などの飛沫に含まれるウイルスが付着したものを触ったりした手で物を食べたり、鼻や目などの粘膜をふれることにより感染が拡大します。

 

空気中に浮遊しているもの(ウイルス込)を吸い込んで感染するものではないようです。

ですので、マスクで吸い込むことを予防してもあまり意味がないようです。

 

そんなことより、「手を洗う」こと、そして手を洗う前に手づかみで物を食べたり、それこそ鼻をいじったり目をこすったりするようなことをしないこと大切な予防方法になります。

 

ついつい鼻をいじったり、目をこすったり、目頭を押さえたりという行動がくせになっている人もいますので、意識的に気を付けることが大切になります。

 

 

つまりは、マスクは、自分から周りにウイルスをばらまかないようにするために着用するものです!

今回の新型コロナウイルスは潜伏期間や自覚症状がなくても感染して、ウイルスをばらまいてしまうことがあるようですので、人の多いところに行くときにはお互い様で積極的にマスクを着用し、(自分に自覚症状&ウイルスが無くても)周りにばらまかないようにすることが感染拡大を防止することにつながると考えられます!

 

2.ウイルス退治にアルコール消毒は効かない?

mmmCCCによるPixabayからの画像

ウイルス退治にアルコールは効かないって聞いたことはありませんか?

塩素などの強い消毒じゃないとウイルスは退治できないと聞いたことがあると思います。

数年前からは「二酸化塩素」という自然に分解されて所謂「塩素臭さ」がなくなり刺激性がなくなる物質を使い、雑菌やウイルスを退治するという商品も出ていますよね?

大幸薬品 CLEVERINDAI クレベリンG [空間除菌材(150g)]

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本当はキッチンハイターなどの漂白剤で使われる「塩素」でウイルス退治できるのですが、洗い流さない限り塩素が残りますので、「塩素臭さ」が続きますし、長時間ふれていれば肌も荒れてしまいます。

 

ですが二酸化塩素なら自然に分解されるのでその辺の問題を解決できています。

ただし、時間経過で分解されてしまいますので、新鮮な二酸化塩素じゃないと殺菌作用・抗ウイルス作用が望めません。

 

そこで空気清浄機と一緒になった商品も出てきていますよね?

閉鎖空間(屋内)ならこういう機器も有効かもしれませんね。

 

実際はどうなのか?

実際はどうなのか?

新型コロナウイルスにアルコール消毒は効くのか??

 

答えは「効く」です。

実際はまだまだ研究段階ですが、【コロナウイルス】である以上、アルコール消毒は効くようです。

というのも、

『ウイルスにアルコール消毒は効かない』

と聞いていたのは、【ノロウイルス】に関してです!

 

ウイルスには大きく分けて2種類になります。

アルコール消毒の効くウイルスと、効かないウイルスです!

 

小難しいことを言いますと、ウイルスの周りに突起があります。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html

この突起が脂溶性の物ですとアルコールが効きます!

コロナウイルスインフルエンザウイルス脂溶性ですのでアルコール消毒が効果的だといわれています。

 

ちなみにコロナウイルスとは、一般的な風邪を起こすウイルスです。

風邪は万病のもとと言われる通り、コロナウイルスという種類の中にも強毒性の物があります。

それがSARSやMERSと言われて過去に騒がれたウイルスです。

今回の新型肺炎(新型コロナウイルス)もこの強毒性の仲間入りをすることは間違いないでしょう。

 

コロナウイルスの特徴をまとめた表を引用致します。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html

引用元:https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/9303-coronavirus.html

 

ということで、コロナウイルスの消毒にはアルコールも効果的ですので、安心して使用してください!

脂溶性じゃない膜を持つアルコール消毒の効かないウイルスには酸性の消毒が効きますよ。

 

3.ウイルス感染症予防にうがいは有効?

昔から風邪やインフルエンザ予防には、

「手洗い」

「うがい」

と言われましたよね?

 

最近では、あまり「うがい」とは言われなくなってきたように思います。

それはなぜなんでしょうか?

 

ウイルス感染は

  1. 粘膜に付着したウイルスが細胞内に入って増殖。
  2. ある程度増えると発症

という形で進んでいきます。

粘膜というと直ぐ思いつくのが、口腔やのどでしょう。

ですから「うがい」をしてウイルスを吐き出せば感染予防になると考えられてきました。

 

実際はどうなのか?

実は、ウイルスが粘膜に付着して細胞内に入り込むまでにかかる時間は種類にもよりますが約20分前後ともいわれます。

そして細胞内に入り込まれてしまうと、「うがい」では体外に排出できません!

『イソジン』などのうがい薬でも細胞内には効果が出ませんので、入り込んだウイルスの退治には役に立ちません・・・。

 

もちろん、粘膜に付着した状態のウイルスに関しては「うがい」は効果的です。「うがい薬」もしっかり殺菌消毒をしてくれます。

でもそれも付着してから20分以内に「うがい」が出来ればということになります・・・。

 

そして、マスクの項でも触れましたが、「飛沫感染」の場合は、のどや口腔などの口の中の粘膜から感染するよりも、鼻や目などの粘膜から感染することの方が多いのではないかという研究もあります。

というか、たとえ、「マスク」「うがい」で口腔からのどを清潔に保ったとしても、ウイルスが手に付着した状態で鼻や目に触れてしまえばそこから感染してしまう可能性が高くなります・・・。

 

「うがい」もしないよりは良いですが、それだけで感染を防げるというものでもないのですよ・・・残念ながら。

ですので、最近では「手洗い」を重視する傾向がありますね。

 

空気感染する「はしか」も、のど粘膜だけじゃなく、目や鼻の粘膜からも感染するだろうと言われています。

ですから、マスクだけでは完璧な防護とは言えなくなっているそうですよ。

https://toku-mo.com/sarakike-health/2020/02/930

おまけ

よく冗談で、

「お酒を飲んでアルコール消毒しているから大丈夫だよ!!」

なんていう人がいますよね?

Alexas_FotosによるPixabayからの画像

どうなんでしょうか??

 

まぁ、皆さんの想像通り・・・・効果はないでしょうね?

むしろ深酒は逆効果で免疫をさげてしまい、かかりやすくなるかもしれませんよ?

 

というのはアルコール消毒は、効果的なアルコール濃度があるんです!

それは、

 

60~95%

 

という濃度が消毒効果があります。

 

50%以下や100%近くなると消毒効果がありません!

 

ではあなたが飲んでいるお酒のアルコール濃度は何%ですか??

  • いろいろ話題の「ストロングゼロ」などのアルコール度数が高めの酎ハイでは9~12%。
  • 日本酒では15%前後ですが、酒税法で定められているので度数が高い原酒でも22%未満。
  • ワインで14%前後。
  • ウイスキーなどで40~55%くらいですね。それもストレートで飲んだ場合です。

まぁウォッカをビンから直接飲むロシア人とかの映像とかは見ますけど、日本人ではまれですよね?

ということで、十分な消毒効果が得られる60%以上のアルコールを飲むことは普通できませんよね?

 

「お酒を飲んでアルコール消毒しているから大丈夫だよ!!」

は冗談ということで(笑)

追記:お酒を飲んで・・・が冗談じゃなくなりました!(笑)

なんと菊水酒造さんが、「アルコール77」というお酒を製造販売しました!

他の酒造メーカーさんもアルコール度数の高いお酒が出しています。

 

消毒用エタノールが不足しているので、酒造メーカーが作り始めてくれました!

というのは薬事法によりいろいろ申請とか書類とか通さないとアルコールって作れないんですよね。

マスクみたいにシャープとかが新規参入することが出来ないんですよ。

ところが、酒造メーカーさんはもともとアルコールを作る仕事ですから、問題ないわけです。

そこで増産を始めてくれました。

もちろんお酒として販売しているので酒税も罹ります。

 

実際消毒用エタノールも酒税がかかっていました。

引用に適さないようにイソプロパノールを添加した「消毒用エタノールIP」っていうのは安かったでしょう?

医療現場でも消毒用エタノールが足りないですので私たちはお酒の高濃度エタノールを活用するのが良さそうですね!

 

意外と70%を超えるアルコールを含むお酒ってあるんですね!!

いや、これらのお酒をストレートで飲んだら危険ですよ!

ウイルスも倒せるでしょうが、貴方もノックアウトです!(笑)

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