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飲酒運転の原因は奇病??体内でアルコール醸造!?抗生剤が悪かった!

健康
Christo AnestevによるPixabayからの画像
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人体とは不思議なものです。

 

アメリカのノースカロライナで飲酒運転で逮捕された男性。

血液検査をすると基準の2.5倍のアルコールが検出されました!

 

ですが男性は一滴もお酒を飲んでいないと主張しますが、アルコールが検出されたため逮捕。

本当に飲酒した人も、大概は飲んでない!と主張しますからね。

 

ですが、詳しく調べたところ、男性は奇病にかかっていたのです!

 

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奇病?「自動醸造症候群」!

日本でも20~30件ほどの実例があるようですよ!

炭水化物を食べると消化管に住み着いた酵母菌がアルコール発酵させてアルコールを作ってしまう病気だそうです。

 

アメリカのノースカロライナ州で警察の飲酒運転の取り締まりにて、42歳の男性からアルコールが検出され飲酒運転の容疑が掛けられた。

男性は病院に移送され、血液検査され、その結果、血中アルコール濃度が法律で決められた最高基準値の2.5倍も検出された。
これは1時間に10杯相当を飲んだ量の数字だが男性は何も飲んでいないと否定。
男性は一杯もお酒を飲んでいないと容疑を否認するも当時警察も医師も信じなかった。

しかしつい最近になり、この男性の体が特殊だということが判明。ニューヨーク州リッチモンド大学・メディカルセンターの研究陣は、
ビールやカクテルなどアルコールを飲まなくても男性の消化器官で炭水化物をアルコールに変える酵母があるという。
体そのものがビール醸造所だという。

今回の研究結果はつい最近、イギリスの医学ジャーナル「BMJ Open Gastroenterology」に掲載された。
この男性は「消化器官発酵症候群」としても知られる「自動醸造症候群(auto-brewery syndrome=ABS)」という希少疾患を患っている。
体の中に入った炭水化物を酵素がアルコールに変えるこの疾患は主に胃と小腸の前部分で起きている。

日本でも20~30件の事例が発見されており、その後アメリカで初の事例が報告されるという非常に珍しい病気だ。

2015年には同様に飲酒の取り締まりを受けた女性が同様の「消化器官発酵症候群」を患っていることが判明。
当時女性は証拠を提出し無罪宣告を受けた。

男性が検問で10杯分のアルコールを検出し飲酒運転 数年後男性の体内でアルコールを造っていたことが判明
アメリカのノースカロライナ州で警察の飲酒運転の取り締まりにて、42歳の男性からアルコールが検出され飲酒運転の容

 

治療法はあるのだろうか?

この消化器官発酵症候群には治療方法があるのでしょうか?

この病気は消化管に酵母が有って、食べた食品の中の糖分からアルコールを作り出してしまう病気です。

その後の調査・研究によると、この男性は、数年前に服用した抗生剤のせいで胃腸にイースト菌が住み着く様になった。

それで、そのイースト菌が食事で入ってきた食べ物の中の糖分を使いアルコールを生成していたようです。

肝心の治療法は?

本来いるはずのないイースト菌を退治して追い出さなくてはなりません!

この男性は、原因がわかった後に、抗真菌薬の薬物治療やプロバイオティクス療法を続けて、約1年半後に症状が出なくなり、普通の日常生活をおくれるようになりました!

 

1年半の治療期間は長かったですね!

イースト菌がしぶとかったんですね!

 

治って良かった!

いや〜〜、良かったですね!!

治療法があって!

それにしても抗生剤の悪影響ですか……

日本でも最近は落ち着きましたが、風邪くらいでも抗生剤を出す医師が多かったですからね?

風邪には抗生剤はあまり効果がないはずなのにね?

多剤耐性菌などの問題も引き起こした無闇な抗生剤の投与は、体内でアルコールを醸造してしまうという奇病まで引き起こしていたんですね!

 

無闇に抗生剤に頼るのも怖いですね!

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