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健康茶にステロイド!?「ジャムー・ティー・ブラック」を飲んでしまったらどうしたらよい?

注意喚起
記事内に広告が含まれています。

花粉症が楽になったと話題になっていた「ジャムー・ティー・ブラック」という健康茶に医薬品成分のステロイドが含まれていたことが発覚しました。

それは花粉症などのアレルギー症状が治まるわけですよね。

ただ、健康茶という名目での販売ですので薬事法違反になるのかな?
それに医薬品としてのものではないので含有量や摂取量が適正だったかわかりません。

テレビやラジオでも紹介されており、メルカリなどでも転売?されていましたので飲まれていた方は多いかもしれませんね。

 

飲んでいた方はどうしたら良いのか?
調べてみました。

 

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「ジャムー・ティー・ブラック」を飲んでいた方はどうしたら良い?

まずは飲むのをやめた方が良いですが、ステロイド剤は摂取量が多い場合、急に辞めると身体に影響が出ることがあります。

 

 国民生活センターが前日12日に発表。急に服用をやめると身体に影響が出る恐れがあるとして、飲んだ消費者に対し、医療機関受診を呼び掛けた。含まれていたのは、ステロイドの一種「デキサメタゾン」という医薬品成分。食品には使用不可。医薬品医療機器法上、問題となる可能性がある。国民生活センターによると、デキサメタゾンはアトピー性皮膚炎やぜんそくの治療に使われる一方、けいれんなどの副作用がある。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/38c2b449681c4568a0a04458e8c371a86a24fb36

 

「ステロイドを含有しているものを継続的に飲用されている方が急に飲用を止めると、身体への影響が出るおそれもあります」と医療機関の受診を呼びかけた。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/0b3492eaa29d1895d9c99ed96ada05c8f303a071

 

というように記事で紹介されています。

今回含まれていた成分がステロイド剤の「デキサメタゾン」という薬品です。

この健康茶をそれなりの量を毎日飲まれていた方は、急にやめずに早く内科を受診して医師に相談するのが良いと思います。

その際に

 

ステロイドが混入されていたと話題になっている「ジャムー・ティー・ブラック」を1日に○杯飲んでしまっていました。「デキサメタゾン」という薬品と言われています。
飲むのを辞めたいのですが、どのように辞めたら良いですか?
ステロイドは急に辞めると身体に影響があると記事に出ていたのですが・・・

と医師に相談するのが良いと思います。

 

少量しか飲んでいない、もしくは飲み始めたばかりだという方は今後飲むことを辞めてみて、体調が優れないときは医師の診断を受けるのが良いと思います。
その際にも上記のように話題のステロイドが混入していたお茶を飲んでしまったと説明すると良いと思います。

 

どのくらいステロイドが含まれていたの?

記事によると、1.3μg/gのデキサメタゾンが含まれていたようです。

国民生活センターから花粉症への効果をほのめかす記載があるとの指摘及び医薬品成分のステロイド成分(デキサメタゾン※1、3μg/g※2)が含まれているとの指摘を受けました。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/38c2b449681c4568a0a04458e8c371a86a24fb36

 

「デキサメタゾン」は日本でも医療で使用されている薬品です。
その処方される場合と比べてお茶に含まれていた量はどうなのか?と言いますと、

パッケージの表示から、小さじ1杯(実測で約2・5g)の量を1日に2回飲用した場合、約15μgのデキサメタゾンを摂取することになります。これはデキサメタゾンを有効成分とする医薬品の、成人の1日最低量とされる量(0・5mg)の約35分の1、小児(15歳未満)の1日の最低量とされる量(0・15mg)の約10分の1に相当する量でした(国民生活センター調べ)

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/38c2b449681c4568a0a04458e8c371a86a24fb36

 

ということで1日に2杯ほど飲んだくらいでは、実際に病気の治療に用いられる量の約1/35〜1/10ということで、中毒を起こす程の量ではなさそうですね。

ですが長期間に渡って引用していた場合は、急に辞めるのは身体に影響がでるかもしれませんので医師に相談するのが良さそうですね。

 

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株式会社香塾は知ってた?

「ジャムー・ティー・ブラック」の販売をしていた株式会社香塾はステロイドが入っていたことを知っていたのか?

まず、パッケージに原材料の表示が必要ですので、テレビやラジオ、芸能人が使用していてステロイドに気が付かなかったのはパッケージに表示が無かったからですよね。
それに日本では「デキサメタゾン」は食品添加を認められていませんので、そもそも表示されていたら販売できませんね。

 

そして販売元の株式会社香塾も知らなかったようです。

ブレンド茶ということで、それぞれの材料となるお茶を仕入れて、自社でブレンドしていたようです。

弊社は「JAMU SEHAT BUGAR社」より「ジャムー・ティー・ブラック」の原材料(ウコン根茎、生姜、ケンぺリア根茎、ブルマニ皮、ガランガル、アラビカコーヒー)を輸入し、包装して販売しているだけです

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/38c2b449681c4568a0a04458e8c371a86a24fb36

 

ですので、「JAMU SEHAT BUGAR社」のほうで「デキサメタゾン」を添加していたのでしょうか?

 

追記:他にもステロイドが検出された健康茶がありました

2023年5月17日にニュースになりましたが、他にもステロイドが検出された健康茶が出てきました。

販売会社が香塾堂というところで名前も似ていることから関連会社でしょうか?

インターネット通販サイトに類似商品が確認されたため調査したところ、新たに香塾堂(同北区)の「ジャムー・ティー・ブラック」と、澪森(同中央区)の「森澪混合茶(ジャムーティーブレンド ショウガ+)」からも同成分が検出された。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/b1edb45104c82990b98f15d545c9a3afcfb0e89e

 

もしかしたら、他にも「花粉症が劇的に良くなった」、「アレルギーがよくなる」、「アトピーが楽になった」などと言う謳い文句の健康茶にもステロイドが混入(?)添加されているかもしれません。

なにか健康茶を飲んですぐに花粉症などが劇的に改善した方は、消費生活センターなどに相談するのも良いかもしれませんね。

全国の消費生活センター等国民生活センター(公式サイト)

局番無しの「188」に電話をかけると【消費者ホットライン】に繋がりますよ。
近くの消費生活相談窓口を紹介してくれるようです。

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「デキサメタゾン」ってどんな薬?

「デキサメタゾン」はステロイドということですがどのような薬でしょうか?

実はステロイド剤の中でも強めなくすりです。

デキサメタゾンは、急性副腎不全やアジソン病の場合、プレドニゾンやメチルプレドニゾロンで効果が不十分な時に使用されることがあるようです。

デキサメタゾンは、長期作用型の高力価のステロイド薬で、脳浸透圧亢進や抗癌剤の嘔気に対して処方されることが多いようです。他のステロイドと比較すると、デキサメタゾンは強力なステロイドの一つであるとされています。

 

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「デキサメタゾン」は花粉症に使われるの?

ステロイドと聞くとアレルギーにも使われることもあるよね?って考える方もいらっしゃるかもしれませんが・・・

「デキサメタゾン」は上記のように強力なステロイドですので、花粉症くらいでは使用しません!

 

ですから健康茶に入っていて良い成分では無いわけですね。

 

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「デキサメタゾン」の禁忌は!?

「デキサメタゾン」は強い薬ですので、副作用だけじゃなく【禁忌】があります。

使っては駄目な場合ということですね。

Wikipediaによりますと、

 

注射剤は感染症のある関節腔内、滑液嚢内、腱鞘内または腱周囲、ならびに動揺関節の関節腔内への投与は禁忌とされている。

そのほか、原則禁忌として下記の項目が設定されている[9][10]

  • 有効な抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者
  • 消化性潰瘍の患者
  • 精神病の患者
  • 結核性疾患の患者
  • 単純疱疹性角膜炎の患者
  • 後嚢白内障の患者
  • 緑内障の患者
  • 高血圧症の患者
  • 電解質異常のある患者
  • 血栓症の患者
  • 最近行った内臓の手術創のある患者
  • 急性心筋梗塞を起こした患者
  • コントロール不良の糖尿病の患者
  • ウイルス性結膜・角膜疾患、結核性眼疾患、真菌性眼疾患および急性化膿性眼疾患の患者に対する眼科的投与(注射剤)

米国や豪州の添付文書に記載されている禁忌は[28][29]

  • 未治療の感染
  • デキサメタゾンへの過敏症
  • 脳マラリア
  • 全身性真菌感染症
  • 生ワクチンを使用中の患者(天然痘を含む)

である。

デキサメタゾン – Wikipedia

 

副作用も別に記載がありますので、詳しくはWikipediaで確認してみてください。

 

長期間に渡って「ジャムー・ティー・ブラック」を飲用していたり、一日に数杯も飲用していた方は、医師に相談したほうが良いかもしれませんね。

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まとめ

調べて見てびっくりしたのは、今回混入していた「デキサメタゾン」はステロイドの中でも強い方の薬でした!

免疫を抑制する作用が強い薬品ですので、それは花粉症くらいは劇的に改善するかもしれません。
花粉症などのアレルギー鼻炎は免疫の暴走が引き起こすものですから、免疫が抑制されれば症状はかなり緩和することと思います。

しかし、「デキサメタゾン」は花粉症に対しては強すぎる薬です。

 

「ジャムー・ティー・ブラック」を飲み始めた方や、数回少量飲んだだけの方は直ちに飲むのを辞めるのが良いでしょう。
そして体調がわるいときは医師に相談するのが良いと思います。

また長期間にわたって飲用してしまった方は医師の診断を受けた方が良さそうですね。

今回混入が発覚したのも、

 発表によると、テレビ番組の影響で4か月ほど飲用した13歳女性の血液検査に異変がみられ、発覚に繋がった。商品からは食品に使用できない医薬品成分のデキサメタゾンが検出され、医薬品医療機器等法に違反した疑いがある。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/0b3492eaa29d1895d9c99ed96ada05c8f303a071

という事で血液検査に異変が見られたということですからね。

 

また持病があり、投薬治療中の方は「デキサメタゾン」は強い薬であるため、少量とは言え普段服用している治療薬と合わさってしまうと影響が出るかもしれませんので、医師や薬剤師に相談するのがよいかもしれません。

 

「デキサメタゾン」は自然界の植物に自然に含まれるわけでは無いので・・・大本の会社(香塾では無い)が花粉症への効果を高めるために混入させたのでしょうか?

今後の調査結果を待つほかないですね。

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