花粉が飛び交う季節がやってまいりました。
また憂鬱な季節が来ますね。
春の麗らかな気候や花々の咲き誇る景色は、多くの人々にとって心を和ませ、新たな始まりへの希望を与えてくれます。しかしながら、一部の人々、そう!花粉症の人々には憂鬱な季節となりますね。多くの人々が鼻水や目のかゆみなどの花粉症の症状に悩まされます。
そんな時に、鼻うがいは有効なのでしょうか?
巷では鼻うがいが話題になりますが、
- やり方が難しいのではないか?
- 痛いのではないか?
- 危なくないのか?
と鼻うがいをなかなか始められない人も多いと思います。
花粉症に有効だったら鼻うがいをはじめたくなりませんか?
鼻うがいは花粉症に有効か?
結論から言いますと、条件付きで有効です。
そして、残念ながら鼻うがいだけで花粉症が落ち着く訳ではありません。
花粉症とは?
花粉症とは、植物の花粉が原因で起こるアレルギー性疾患のことです。
主な症状は、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなどです。
花粉症は、スギやヒノキなどの季節性アレルギー性鼻炎と、ダニやハウスダストなどの通年性アレルギー性鼻炎に分けられます。花粉症は、免疫システムが花粉を異物と認識して過剰に反応することで起こります。この反応によって、組織にヒスタミンなどの物質が放出されて、アレルギー症状が現れます。
鼻うがいは限定的に有効
鼻うがいをすることで、この鼻の粘膜に付着したアレルギー物質を洗い流してくれます。
鼻の奥の粘膜を洗い流すことで、症状をリセットすることができますね。ただし、新たに花粉を吸い込むとまた症状が出てきますので、鼻うがいだけでは不十分です。また、普通の0.9%濃度の生理食塩水よりも、3%未満くらいの高帳食塩水の方がアレルギー性鼻炎には有効な可能性があるという報告もあります。
高濃度の食塩水ははじめのうちはジンジンと染みます。また、鼻のかみ過ぎなどで粘膜に傷があると余計に染みます。
そのような時は無理をせずに1%前後の食塩水にすると染みません。
鼻うがいは痛いと言うのは、プールや海で泳いだ時に鼻に水が入ると痛いからそう思うのですが、プールは特に塩分濃度が低いので浸透圧の関係で粘膜が刺激され痛みが出ます。
生理食塩水(0.9%)ですと、粘膜をほぼ刺激しませんので痛みは全くありません。
特に36~40度ほどに温めた溶液を使用すると違和感が全くありませんよ。
私はもう少し温かい方が好きですが(笑)
また花粉症に因る鼻詰まりは、鼻の奥の粘膜がアレルギー症状で浮腫んで膨らみつまらせていることが多いです。
その場合高濃度の食塩水を使うと浸透圧の関係で浮腫みを解消してくれます。
ただすっかり鼻詰まりになっている場合は水溶液がうまく通らないでしょうから無理に押し込まないでくださいね。
無理に入れると副鼻腔や鼻涙管などに入ってしまって辛いことになってしまいます。
鼻詰まり症状がひどい場合は、耳鼻科の医師に相談した上で鼻うがいを行うと良いですよ。
私の鼻うがいのやり方
私も花粉症がひどいほうですが、鼻うがいを始めてからかなり楽になりました。
鼻うがいをすることで花粉が洗い流されて症状がリセットされますので楽です。
鼻うがいと言いますと片方の鼻の穴から水溶液を吸い込んで反対側もしくは口から吐き出すという風に聞きますが、それはかなり上級者向けのやり方です。
私はサイナスリンスという鼻うがい専用キットを使用しています。
専用ボトルは握ることで上からシャワーの様に水溶液が吹き出します。
これを片方の鼻の穴に入れてゆっくりと水溶液を流し込んでいきます。
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こちらはボトルが3個ついてきますのでご家族で始めるのにも良いですし、ボトルは定期的に取り替えた方が良いですので、予備としても良いですね。
サイナスリンスは専用の水溶液を作る粉末がついてきます。
説明通りに作ると生理食塩水(0.9%)が出来ます。
私はこの水溶液に食塩を少し足して約3%くらいになるように調整しています。
鼻詰まりがひどい時
鼻詰まりがひどい時には、病院で処方された点鼻薬や市販品の点鼻薬を使って鼻の通りを良くしてから鼻うがいを行っています。
軽い鼻詰まりの時には、ゆっくりやさしくチョロチョロと水溶液を流し込み、反対側の鼻や口から出てくるように行っています。
無理をして勢いよく流し込むと副鼻腔や耳の方に水が入った感じになり辛くなりますので、優しくが基本です。
数回水を通しているうちにゴミや鼻水が流れ落ち、鼻の奥の粘膜の浮腫みが落ち着くと、通常通りに鼻うがいができるようになります。
まとめ
鼻うがいは個人的にも花粉症には有効だと感じます。
ただしアレルギー物質を洗い流して、リセットされたという感じですね。
ですので、また外に出て花粉症が粘膜に付着すると花粉症の症状が出てきます。
しかし、鼻うがいをする以前の時と比べると花粉症の症状が緩和されているように感じています。
私の感覚ですが、花粉がある一定量以上粘膜に貯まると症状が出てくるのでは無いかと感じています。
鼻うがいを知らない時期は、鼻をかんだりしても全部の花粉が粘膜から取れるわけではないので残留している分があります。そこに新たに花粉が付着するので症状が出るまであっという間でした。
花粉ゲージが5か6から始まる感じですね。
ところが、鼻うがいでしっかりと花粉が洗い流せると花粉ゲージが0から始まるかのように、外出しても症状が出るまでの時間がかかるようになりました。
楽な状態が長くなったのです!
また症状も若干軽くなった気がします。
花粉症の時期は朝と帰宅後お風呂で鼻うがいをしています。
生理食塩水の濃度、またはサイナスリンスでは染みる・痛いということはありませんので騙されたと思って騙されてください(笑)
鼻うがい用の水溶液は食塩と重曹で作ることが出来ます。
ですがはじめのうちは正解を知っていたほうが良いと思いますので、サイナスリンスをおすすめします。
ボトル1個がついたセットもありますが、60回分の溶液しかついてこないです。
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