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【はしか】は予防接種で防ぐべき!感染で免疫システムがリセットされる!?【麻疹】

はしか
Gundula VogelによるPixabayからの画像
記事内に広告が含まれています。

驚きの研究結果が出て来ました!

はしかにかかると免疫システムがリセットされてしまうとか!

アメリカのハーバード大学が率いる研究チームが明らかにしたことです!

予防接種を受けずに感染すると、免疫システムが【リセット】されるとか・・・

どういうことなんでしょうか?

 

ただでさえ感染力の強いはしか(麻疹)。

その感染力は研究によりますと、インフルエンザの約10倍にも達するとか!!

はしかの免疫がない人が、はしかのウイルスに晒されると、ほぼ100%感染するとか!?

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はしか感染で免疫システムリセット?

これは非常に重要なことです!

生まれてからこれまで、様々な感染症(風邪や腹痛、インフルエンザなども)に罹り免疫を獲得してきています。

これは全ての生物がそうですね。

昔に罹った病気には2度は罹らなかったり、罹っても軽く済むようになります。

これが免疫ですね。

このシステムを使ったのが、ワクチンなどの予防接種です!

 

そのこれまでの人生で獲得してきた、免疫が消えてしまうのです!!

調査対象者の中には、新生児レベルまで免疫が低下(免疫記録が消去)されてしまった事例も有ります。

 

所謂、免疫とは、指名手配犯の人相書きのような物です。

「こういう顔、こういう行動をする奴は、ばい菌だから退治せよ!!」

と言うのが免疫です!

 

今回の研究で分かったのは、

「はしかに感染すると、この書きためた人相書きが消去されてしまう!」

と言うことです。

恐ろしいことですよ!

 

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ニュースによりますと

Gerd AltmannによるPixabayからの画像

ニュースが消えてしまうことが有りますので、引用させて頂きます。

 

はしか感染で免疫システム「リセット」、米研究で明らかに
2019年11月1日 16:02 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【11月1日 AFP】世界的に再流行している麻疹(はしか)は、これまで考えられていた以上に害が大きい──1日付の米科学誌サイエンス(Science)に掲載された研究で、はしかウイルスが免疫システムを「リセット」することが分かった。

はしかは子どもがかかりやすい感染症で、人から人へ感染する。ハーバード大学(Harvard University)の研究者らが率いる国際チームは、はしかの予防接種を受けていないオランダの子ども77人を分析はしかウイルスが体からこれまでにさらされた病原体に関する記憶を削除し、免疫記憶を実質的に消し去ることを明らかにした。

はしかウイルスは、過去にかかった病気を「記憶」する血液中のタンパク質である抗体を11~73%消し去る免疫力が新生児ほどにまで低下する子どももいた。

共著者の一人でハーバード大学のマイケル・ミナ(Michael Mena)氏(疫学)はAFPに対し、ウイルスは「免疫システムをより無知な状態にリセットするようなものだ」と述べ、抗体を復元するには、幼年期に触れた無数の病原体に再びさらされる必要があると説明した。

結果を実証するために行われたマカクザルを使った実験で、被験体は抗体の40~60%を失った。

共著者の一人で米ハワード・ヒューズ医学研究所(HHMI)のステファン・エレッジ(Stephen Elledge)氏は、「(はしか)ウイルスは私たちが理解していたよりもはるかに有害だ。ワクチンがいっそう有益なものとなる」と述べた。(c)AFP

 

引用元:https://www.afpbb.com/articles/-/3252645?cx_part=search

 

ワクチン接種をしておけば、この免疫システムのリセット(指名手配犯の人相書きの消去)が行われない可能性が高いようですね。

 

益々【はしか】の予防接種は受けておいた方がよいです。

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【はしか】の予防接種は受けた方が良い!

最近では大人も子供の時に受けた予防接種の効果が切れていると言う話しも有ったり、そもそも予防接種を受けていないという大人もいるようです。

予防接種を受けないで【はしか】に感染すると、最悪で免役システムがリセットされてしまいます。

大人になってからのリセット、特に高齢者にはリスクが高すぎます。

 

【はしか】が治ったら、次々他の今まで罹ったことの有るような感染症に罹ってしまう、罹りやすくなってしまう・・・恐ろしいです。

 

「風邪は万病の元」

といいますが、

「はしかは万病の始まり」

かもしれません!

 

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はしかのワクチン接種受けた??

Angelo EsslingerによるPixabayからの画像

はしか(麻疹)のワクチンを受けていない年代があるのをご存知でしょうか?

はしかのワクチンは生涯で2回受ける必要があります。

年代別で見て見ましょう。

1972(昭和47)年9月30日以前生まれ

1回も接種していない可能性が高い年代です。

1978年(昭和53年)10月1日から定期接種が開始しています。(対象者は生後12ヵ月から72ヵ月)

自然感染によって免疫を十分に持っている人以外は,合計2回のワクチン接種をお勧めします。

 

1972(昭和47)年10月1日~1990(平成2)年4月1日生まれ

定期接種としては1回しか接種していない年代です。

はしかの免疫を十分持っていない可能性があります。

これまでに合計2回の接種を受けていなければ、追加接種をお勧めします。

 

1990(平成2)年4月2日~2000(平成12)年4月1日生まれ

接種率が低かったため,対象時期に2回目の接種を受けていない年代です。

これまでに合計2回の接種を受けていなければ、追加接種をお勧めします。

 

2000(平成12)年4月2日以降生まれ

定期接種として2回接種を受けている年代です。

もし、これまでに合計2回の接種を受けていなければ追加接種をお勧めします。

 

このように制度が年代で違うために、ワクチン接種を必要な2回受けていない人もいます。

また、1回目のワクチン接種を受けていても、2回目の接種をなんらかの理由で受けていない方もいます。

そのような方は追加接種を受けることをオススメします!

 

今までは、

  • 妊婦さんなどにうつさないため
  • 感染力の強い感染症なので、感染拡大にならないように
  • 自衛のため

に大人のワクチン接種を勧めていましたが、もし今回の研究結果が正しければ、はしかに対して免疫を持たない状態で感染すれば、今まで獲得してきた免疫(指名手配犯の人相書き)がリセットされてしまうという多大なリスクを負ってしまいます。

そのリスクを防ぐためにも、はしかのワクチン接種を検討する必要がありそうです。

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はしかの予防接種を受けたか分からない?どうしたらよいの?

vjohns1580によるPixabayからの画像

はしかに今まで罹ったか分からない。

予防接種を2回受けたか分からない。

という人もいるでしょう。

そういう人はどうしたら良いのか?

 

ご安心ください!

病院で調べることができますよ!

岡山医療センターの場合です。

Q3.

麻疹の免疫があるかどうか不安です。麻疹の抗体検査をお願いしたいのですが、できますか?

A3:

はい。平日(月曜日から金曜日)の一般外来で検査しています。平日の午前8時30分~11時までに、外来を受診して下さい(15歳までは小児科、16歳以上は内科;総合診療科)。

検査にかかる費用は、自費検査になるため6,840円です。また、検査の結果が出るのに、採血後3日から5日かかります。

また、ワクチン接種にかかる費用は、任意接種となりますので、麻疹・風疹の混合ワクチンで11,360円です。

引用元:http://okayamamc.jp/92_topics/92-01_2008/92_01-02hashika.html

 

また、はしか感染者に接触したことが確実な場合は、72時間以内にはしかワクチンの接種をすることで、はしかの発症を予防できる可能性があります。

はしか患者と接触後5、6日以内で

 

あれば、γ-グロブリンの注射で発症を抑えることができる可能性がありますが、残念ながら簡単にできる方法ではありません。

詳しくは、かかりつけの医師とご相談ください。

 

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もし【はしか】に感染したと疑われる時は?

Myriam ZillesによるPixabayからの画像

もし【はしか】に感染したと思われる時は、まず焦らずに冷静に対処をしましょう!

焦って病院に駆け込むのはNGです!

 

もうお分かりの通り、【はしか】は感染力がインフルエンザの約10倍とも言われるほど感染力が強いウイルスです。

公共交通機関を使うなどもってのほかです!

自家用車で医療機関に行くにしても、待合室などで他の患者と一緒になれば、感染拡大のリスクが大です!!

 

まずは電話を!

まず、【はしか】の感染が疑われる場合は、かかりつけ医や医療機関に電話でその旨を伝えて指示を仰いでください!

いきなり医療機関に行くことはダメです!

不特定多数の人と同じ空間にいること自体が感染拡大に繋がってしまいます。

 

特に妊婦さんが【はしか】に感染すると、早産や流産などのリスクが高まります。

その引き金になることは避けたいですよね?

ですので、辛いでしょうが、焦らず、冷静に医療機関に電話で連絡をして指示にしたがってください!

 

公共交通機関の利用はなるべく避けてください。

感染拡大を避けるために、マスクの着用をしてください。

また医療機関の指示のもと、医療機関に向かう時はなるべく公共交通機関の利用を避けてください。

ただし、余程の症状の悪化が見られない場合は、緊急性はありませんので救急車を呼ぶことも避けてくださいね?

その判断も難しいと思いますので、医療機関に電話で相談した時に指示を仰いでください!

 

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まとめ

 

現在では【はしか】の予防接種は子供の時に2回受けるようになっています。

お子さんがいらっしゃるご家庭では、この2回の予防接種を確実に受けるようにしてください。

 

辛い【はしか】にかからないためだけではなく、免疫システムのリセットを防ぐためでもあります!

免疫システムがリセットされてしまえば、【はしか】が完治した後も、他の感染症にも感染しやすくなってしまいます。

そうならないように、確実に2回の予防接種を受けましょう!

 

 

そして、【はしか】に罹ったことがあるかどうか分からない、予防接種もきちんと受けていたか分からないという大人の方は、まずは、「麻疹(はしか)の抗体検査」を受けましょう。

自費検査となるので、少々検査料は高いですが、免疫システムがリセットされるのを防ぐためには安いものです!

それで、【はしか】に対する免疫が不十分な時は、ワクチン接種を受けましょう!

 

特に、妊婦さんにとっては【はしか】は危険極まりない病気です。

妊婦さんはワクチン接種を受けることができません!

 

妊娠する予定のあるご夫婦は揃って、妊娠前に抗体検査を受けたり、予防接種を受けたりしておいた方が良いと思います!

 

特に2020年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。

より多くの外国からのお客さんが日本にきます。

もちろん、空港などで水際で感染症患者は食い止めてくれるとは思いますが、完全とは言えませんので、最悪【はしか】ウイルスが持ち込まれることも考えられます。

 

今のうちに【はしか】対策を講じておくことが良いかもしれませんね?

 

最近でも日本で【はしか】の感染者が出てニュースになっていました。

どの場合も海外に行って感染して来ており、それが日本に帰国して会社などに行ったことにより感染が拡大していたというものでした!

 

せっかく防げる病気ですので、一人一人意識を高めて、予防しましょう!!

免疫システムリセットは怖いですしいやですからね!!

 

 

イタリアで流行!?

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