だんだんと温かくなってきましたね!
急に暑くなりますと、”暑気あたり”で体調を崩す方もちらほら出てきますよね?
今年は特に急激に暑くなったり、涼しくなったりと寒暖の差が激しいですよね?
そんな時には、「甘酒」がおすすめですよ!
今更聞けない甘酒!
甘酒は「飲む点滴」なんて言われましたよね?
俳句の季語で「甘酒」は夏の季語です!
冬に飲むイメージがありましたが、江戸時代などでは、夏に甘酒屋が出たそうですよ?
甘酒の材料は何だかわかりますか??
- 酒粕
- 米麹
- 砂糖
などですね。
基を質せば、お米です。
しかも、酒粕は日本酒を作る時に日本酒を絞った残りかすですね。
つまりは発酵食品と言う事です。
米麹も米に麹菌を付けて発酵させたもの。
菌活、腸活に良いとされる発酵食品が材料と言う事で、身体にばっちり良いものです!
しかも栄養も良く、まさに食欲の落ちる夏バテや暑気あたりには、冷やした甘酒を飲むと言う事は理に叶っていま!
糖分も補給できるので、食欲がない時のエネルギー源としても最適です!
「甘酒」に含まれる栄養は?
甘酒に含まれる主な栄養は、
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- 葉酸
- 食物繊維
- オリゴ糖
- システイン
- アルギニン
- グルタミン
- ブドウ糖
です。
お米を米麹と一緒に発酵させて作る日本酒ですから、発酵の過程で「ビタミンB群」や「オリゴ糖」、うまみ成分の「アミノ酸」、そして、何よりも「ブドウ糖」が大量にできます!
ビタミンB群は糖質を効率よく燃やすのに必要な栄養素ですし、アミノ酸は疲労回復にも効果が期待できます。そしてブドウ糖は、お米の糖質であるでんぷんが発酵により分解され、より吸収しやすくなった糖質の形です!
特に脳は、何もしなくても1時間に2~3gのブドウ糖を消費します。
普通にお米を食べた場合は、胃腸で消化することにより、でんぷんからブドウ糖へと作り変えてから吸収します。
しかし、はじめからブドウ糖の形で胃腸に入ってくると、ダイレクトに吸収しますので、脳に届くのが早いと言われています!
受験生に「ブドウ糖」!というキャッチコピーの商品が受験期に出ていたりしますよね?
脳に必要なブドウ糖をそのまま摂取できる「甘酒」は、栄養補給的にも抜群の飲み物です!
夏バテ以外にも、脳が疲れた時、勉強の合間や仕事や作業に行き詰った時などに、気分転換に「甘酒」を飲むこともおすすめですよ!
手軽な缶入りの甘酒も出ていますものね!!
私のおすすめの甘酒は、白鶴の甘酒です!
白鶴 甘酒 あまざけ 190ml×30本入/1ケース【2ケースまで1個口配送可能】 価格:2,398円 |
森永のも良いですが、白鶴の方が味が好きですね。
酒粕の甘酒なので、さらっとしていて飲みやすいですよ。
これからの時期に常備している飲料です。
ただし、「ブドウ糖」が多いってことは、糖質ですからね。
飲み過ぎ注意です!!
がぶがぶ飲むものでもないですからね?
糖尿になっちゃいますよ!(笑)
水分補給にも最適です!
甘酒の成分を見ましたが、栄養点滴と似たような成分なんですね。
栄養点滴は、様々な場合で病院にて処方されますが、脱水症状で運ばれた時や急性アルコール中毒で運ばれた時にも処方されます。
要は極度の水分不足の時に点滴されますね!
ですから、甘酒は「飲む点滴」と言われたりするのです!!
水ってそのままのお水だと吸収が良くないのです。
主に水分を吸収するのは大腸です。胃からはほとんど吸収されないのです。
と言う事は、口から入った水は、
- 食道
- 胃
- 十二指腸
- 小腸
- 大腸
の順に流れて行ってやっと吸収されます。
スポーツドリンクなどもそうですが、電解質(ミネラル)を加えることで”浸透圧”を調整し、吸収されやすくしています。
この甘酒も様々な栄養素が含まれることで吸収されやすくなっています。
脱水症状気味、熱中症気味の時には、冷やし甘酒も良いですよ?
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