2019年5月7日放送の「林修の今でしょ講座」でも紹介されました。
食卓の味方「じゃがいも」。
5月は「新じゃが」の季節ということで、番組でもじゃがいもをテーマにしたのでは無いでしょうか?
番組を見ていて、私も初めて知ったことがありましたので、まとめてみました!
「じゃがいも」は意外とビタミンCが豊富!
じゃがいもと言うと、デンプン・炭水化物、そして太るという事をイメージされると思います。
私も「じゃがいも」はエネルギー源でお米・小麦に継ぐ主食になり得る物という認識でした。
なので、あんまり「じゃがいも」について調べていなかったです。
ところが!
なんと、ミカンに次ぐビタミンCの量を含んでいると言うことなのです!!
そして、より良いのが、『量を食べることが容易い』ということです!!
ビタミンCというと「レモン」とか「アセロラ」とを思い浮かべるかと思いますが、レモンを100g食べるって出来ますか??
アセロラってどこに売ってます??
毎日量を多く食べようとしたら・・・懐にききますよね・・・
そのことを考えると「じゃがいも」って身近ですし、調理法も色々有りますから、毎日食べても飽きない工夫が出来ますよね!
「じゃがいも」ビタミンCは調理しても壊れにくい!?
調理!?って言いましたよね?
ビタミンCと言えば、調理で減ってしまう栄養素の1つです。
そして、水溶性ビタミンなので、水に溶けて逃げてしまいます。
これも調理に向かない理由ですね。
そして何より”熱”に弱いです!
では「じゃがいも」って生で食べられましたっけ??
無理ですよね?何かしら火を通さないとダメですよね・・・。
ところが!!
「じゃがいも」に含まれるデンプンなどが、ビタミンCを守ってくれるので、調理してもビタミンCが減りにくいのです!
こういうホイル焼きにしても、しっかりビタミンCが残っているんですよ!!
ただ茹でる時は、皮ごと茹でると、ゆで汁にビタミンCが溶け出すことを防いでくれます。
(完全に防げるわけでは無いですが・・・)
可能ならば、ゆで汁ごと召し上がれる料理にするとより良いと思います。
いまさら聞けない「ビタミンC」は何が良いの?
ここからですね!
いまさら聞けない「ビタミンC」!
「じゃがいも」にビタミンCが多く含まれ、加熱調理しても壊れにくく、しっかりとビタミンCが摂取できることはよく分かりました!
では、そもそも「ビタミンC」は何に良いのか??
ビタミンCの健康効果!
- 活性酸素を除去してくれる
- コラーゲンの生成に必須!
- 免疫系の働きに関係がある
- 皮膚のメラニン色素の生成を抑える
- ストレスに対する抵抗力を高める
- 風邪予防になる?
と、ざっと挙げただけでもこのような効果が期待できます。
身体にとって必須の栄養素ですよね。
この中でも、今回「健康長寿」という観点で見ますと注目したい効果が、1番と2番です!
活性酸素を除去してくれる!
みなさんご存じ活性酸素。
本来は、免疫系の最初の一手であり、体内に侵入した病原菌などを攻撃(酸化)して、ぼろぼろにさせる働きがあります。
しかし過剰に増えた「活性酸素」は自分の細胞である血管の壁などにも攻撃をしてしまい、結果的に血管の内壁をぼろぼろにしてしまいます。
ぼろぼろのささくれだった(イメージです)血管の内壁には、修復しようと血小板や白血球などがとりつきますが、そのまま塊になってしまって”血栓”になってしまったり、そのまま進んで”動脈硬化”になってしまったりします!
恐ろしいですね!!
「活性酸素」は、過度なストレスや深酒、喫煙などなどで増えるとも言われていますよね。
その活性酸素とくっついて無害化してくれるのが「ビタミンC」です!!
過剰に増えた「活性酸素」を「ビタミンC」が無害化してくれるのです!
コラーゲンの生成に必須!
コラーゲンというと「お肌」をぷるぷるの艶々に!とイメージされる方も多いと思います。
ですが、コラーゲンの必要なところは「お肌」だけじゃ無いのです!
活性酸素の話しの所でも出ていた「血管」
この「血管」を造っているのにも「コラーゲン」が必要なのです。
他にも、骨や腱などの結合タンパク質としてコラーゲンが大活躍しているのです。
腱とは筋肉の端っこで、骨にくっつくところですよ。
ですから、ビタミンCが不足すると、この重要な「コラーゲン」が生成出来なくなり、結果として血管がもろくなってしまします!
そうしますと当然血管が破れやすくなりますので、歯茎から出血したり、古傷から出血したりと弱いところから出血してしまいます。これを「壊血病」といい、放置すると命に関わる恐ろしい病気です!
ビタミンCを摂取することで、改善出来ますし、日頃からしっかりとビタミンCを摂取できていれば、十分予防できる病気ですね!!
「じゃがいも」のビタミンCを残す効果的な調理法は?
いくら、じゃがいものデンプンなどがビタミンCを守と言っても、ビタミンCが熱に弱いのは変わりません。
ですから、熱を加える時間を短く出来れば、それだけビタミンCが残ります!
番組でもオススメされていた調理法は?
「電子レンジ」です!
価格:15,870円 |
短時間の加熱で、中まで火が通りますので、実験でも一番多くビタミンCが残った様です。
加熱時も、「じゃがいも」をぬらしてラップに包んでチン!ですから、ビタミンCが水に溶けて流れ出すと言うことも防げるので良いのでしょう!
調理する方も楽で良いですよね!
番組では先生が、皮ごとレンジでチン!で作った「じゃがバター」がオススメだと言っていましたよ。
「じゃがいも」にはほとんど”脂質”が含まれないので、バターを足すことにより、脂質を補ってあげるのだとか。
じゃがバター美味しいですよね!?
レンジでチン!で簡単にできますので、おやつに最適です!!
「じゃがいも」を食べて血管を丈夫に!!
健康長寿を目指しましょう!!
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