1月29日放送の「林先生の今でしょ講座」でも取り上げられました。
見逃したあなたにお贈りします。
「いちご」の持つ冬バテ、肥満、心臓病対策効果!
とりあえず結論から
ビタミンCを取ろう!
これに尽きます。そのために今が旬の「いちご」がおすすめですよ!ということでした。
なぜ「いちご」なのか?それをこれからご説明しますね。
なぜビタミンCを摂るのに「いちご」が良いのか?
番組を見ていて私が思ったのは、
- 今が旬であるということ。
- 手軽に食べられること。
- ビタミンCの含まれる量が多いこと
これらが理由に感じました。
1.今が旬の「いちご」
「いちご」の旬は1月から4月くらいでしょうか?この時期が美味しい「いちご」が多いように感じます。
Wikipediaによりますと
日本での生産量は年間約20万トンであり、そのほとんどは11 – 4月に生産される。5 – 10月の生産量は1万トン以下であって、5%に過ぎない。冬から春に実をつける一季成りイチゴに対し、夏から秋にも実の成る品種は四季成りイチゴと呼ばれ、夏イチゴとも呼ばれている。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%82%B4
となっていました。
一年を通じてハウス栽培や最近では最先端の水耕栽培で工場のように屋内での栽培もあります。
2.「いちご」は手軽に食べられる。
こちらの方が、「いちご」をテーマに選んだ主な理由でしょう。
「いちご」は豊富なビタミンCを含みます。その量は「みかん」の約2倍です!色々ある果物の中でもビタミンCを多く含み、尚且つ味も食べやすいです。
確かに「いちご」よりも多くのビタミンCを含む果実はありますが、”食べやすさ”で比べるとダントツで「いちご」が勝りますよね?
キウイも美味しく食べられますが、皮をむく手間がかかりますし、レモンはとてもじゃないけどそれだけでは食べられないでしょ?
手軽さでいえば「いちご」に軍配です!
なにせ、軽く洗って食べるだけ!これほどお手軽なものはないでしょう!
3.「いちご」には多くのビタミンCが含まれる!でもカロリーは?
よくビタミンCの代表格で言われるのが「レモン」ですが、確かに「レモン」の方が多くのビタミンCを含みますが、食べやすいとは言えないでしょう。
果実100gあたりに含まれるビタミンCの量で比べてみますと。
- レモン 約100mg
- いちご 約62mg
- キウイ 約69mg
となります。
厚生労働省では、一日に約100mgのビタミンCを取ってほしいと言っています。「いちご」ですと約170gほどでビタミンC100mgくらいになりますね。
ちょうど毎食後3粒くらいずつ食べて頂ければ足りますね。
そしてもう一つ「いちご」がおすすめのワケは、カロリーが低いということです。
いちごの中粒一つで約6Kcal、大粒でも10Kcalで済みます。
「いちご」のほとんどは水分ですし、糖分もそれほど多くはないのですね。それなのに美味しいとは!
今さら聞けない、ビタミンCは何が良いの?
ビタミンCを取っていただきたいということだけど、ビタミンCの働きは?
ビタミンCは抗酸化物質といって、からだの中の酸化という反応を防いでくれますよ。
ビタミンCの主な働きは
- コラーゲンの合成に深く関わる。ビタミンCが欠乏するとコラーゲンが合成できなくなる。
- 活性酸素を除去する
- 体内のビタミンEを再生する
- 鉄分の吸収を促進する
- 生体異物を代謝するシトクロムp450を活性化する
- 風邪の予防効果は認められないが、罹った時は回復が早くなる。
などがあります。
まだ研究段階ですが、がん予防にも効果が期待できるとか。Wikipediaによりますと
癌の治療を補助する目的で大量のビタミンCを点滴する治療法が提唱されている。アメリカ国立がん研究所によると[14]、大量投与による副作用は少なく、がん患者に投与した場合QOLの向上が見られ、がん治療の副作用を軽減させる効果も見られる[15][16]。しかし、癌の治癒率の向上はおろか、縮小効果や生存期間の延長効果等も実証されていない。
引用元:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%93%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%B3C
となっていますね。
ビタミンCは摂りすぎても、おしっこで出てしまいます。ですので摂りすぎても心配ないですよ。またそれ以上に取りすぎたとしても、お腹を下す位の副作用ですので、心配ないです。
番組内では恐ろしい実験結果についても紹介されていましたね。
マウスを使った実験でしたが、ゾッとしましたね。
普通のマウスの寿命は約24か月なんですね。そこでビタミンCを与えないで飼育すると・・・なんと寿命が約6か月ほどになったようです・・・。
詳しい実験内容は分かりませんが、想像するに、人間もビタミンCが著しく不足すると『壊血病』という恐ろしい病に罹ります。
ビタミンCの働きでも書きましたが、コラーゲンを合成できないのが大きな原因となります。コラーゲンは「お肌ぷるぷる!」のための栄養だけではなく、細胞や筋肉、血管などの色々な組織の外壁を作るのに必要な重要な物質です。
外壁(入れ物)をつくれないので、血管でいえば壁がぼろぼろになり、出血しやすくなり、また敗れてしまってもそこをふさぐ壁が作れないので血が止まらなくなります。
これが心臓や脳で起こったらと考えるとゾッとしますね。
このようなことがマウスにも起こったのかもしれません。それでは寿命も短くなりますよね。
ビタミンCがいかに重要な栄養素かわかりました。
私たちもしっかりビタミンCを摂りたいですね!
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良い「いちご」、美味しい「いちご」の見分け方
難しい話はさておき、美味しい「いちご」、栄養豊富な「いちご」の選び方ですよ。
皆さん、「甘いいちご」と「酸っぱいいちご」。どちらがビタミンCが多いと思いますか??
「酸っぱいいちご」でしょ?だってビタミンCが多い方でしょう?ビタミンCが多いレモンとかアセロラとかキウイとか全部酸っぱいもの!
でも、私は「甘~いいちご」が食べたいな!
そうですよね。ビタミンCが入ってそうなものって酸っぱいですよね。
でも、正解は!「甘いいちご」です!
え!?なんで??酸っぱくなくていいの??
ビタミンCというと”酸っぱい”というイメージがあると思いますが、なんとビタミンCは無味無臭なのです!
ビタミンCが豊富な果物には酸っぱいものが多いですが、この酸味は「クエン酸」というまた別の栄養素によるものです。
ビタミンCも栄養ですから、「いちご」が良く育つとビタミンCも多く含まれるようになるのですよ!
だから良く育った「甘いいちご」に多く含まれるのですよ。
じゃあ、遠慮なく「甘い、美味しいいちご」を食べられますね!
では、「良い、美味しいいちご」の選び方ですね。良く育っているものが良いお話した通り大粒で赤いものが良いですね。というのも下の写真を見て頂くとわかると思うのですが、茎の根元にある「いちご」の方が大きく赤くなってますよね。
根元に近い方から実が生り始めますので、茎が太く栄養が届きやすいのです。
ですから栄養たっぷりで甘い実ができるのですね。
たまに大きくなりすぎて形が▼ではなく■になっているものもありますが、■の方がより栄養がたまっていると考えられます。
「いちご」の果実だと思っていた部分、実はこちらは花托といって果実ではないんですよ。
果実にあたる部分は「いちご」の表面にあるツブツブです。このツブツブの中に種があるのですね。
この写真の真ん中右側の「いちご」のように、ツブツブまでも赤くなっているものが美味しい完熟の証です。
「いちご」の得な食べ方! 損な食べ方!
栄養的に見た、「いちご」の得な食べ方、損な食べ方は?
まずビタミンCですが、こちらは水溶性ビタミンと言いまして、水に溶けるビタミンなんです。
なので、水で洗う時に気を付けないと損をしますよ!
私の家では、まず”へた”を切ってから水で軽く洗って出しますよ。
”へた”は食べないですからね。
そう。それが損するのですよ。
ビタミンCは「いちご」の中でも”へた”のある方に多く含まれています。
ですので、”へた”を切り落とした切り口から水にビタミンCが流れ出てしまうのです。
50%もの量が流れてしまうという報告もありますよ!
外国では”へた”ごと食べるところもあるとか。
そうなんですか!!とっても勿体無いことをしていましたね!
”へた”には「クロロフィル」という胃に良い成分が含まれていますので、スムージーなどを作るときは”へた”も一緒にミキサーにかけると良いですね。
「いちご」は丸ごと洗って、丸ごと食べるのが得です。
またビタミンCは熱に弱いので、生のまま食べるのが得ですね。
「いちご」とバルサミコ酢で心臓病予防【今でしょ講座情報】
「林先生の今でしょ講座」によりますと、心臓病などの心臓や血管を老けさせないために、バルサミコ酢も加えるとよいとのこと。
バルサミコ酢という発酵食品の抗酸化作用もプラスされ、より血管を傷つける活性酸素の除去に役立ちます。
紹介されていた調理方法は、
バルサミコ酢に砂糖を加えて煮詰めたソースをいちごにかけて食べるというもの。
いちごの風味も増して美味しいと言っていましたね。
また、アボカドサラダに「いちご」を加えるのもよいとのこと。
アボカドと「いちご」でビタミンのA,C,Eが同時に摂れることにより、免疫力アップが期待できます。
「いちご」に含まれるアントシアニンで心臓病予防!
番組では
アメリカ心臓病学会が行った大規模な疫学調査において、
9万3600人に対し、18年間に及ぶ追跡調査を行ったところ、
「定期的にアントシアニンを含む食材を食べていた人たちは、食べていなかった人たちに比べて心臓病に罹る人が32%も少なかった!」
というのです。
またこのアントシアニンと一緒に脂質も摂ると吸収が2~3倍アップすることも分かっています。
「いちご」に合わせる脂質なら、やはり『練乳』ですよね!
これも理に叶った組み合わせだったようです。
【新発見】「いちご」タンニンで肥満予防!
太田富久先生(金沢大学名誉教授 薬学博士)
新発見によりますと、研究段階でマウスの実験結果ですが、「いちごタンニン」を与えたマウスは脂肪が付きにくくなっているとのことです。
今後の研究によりますが、「いちご」を食べることで肥満を防止できるかもしれません。
乞うご期待!!ですね。
まとめ
ここまで「いちご」についてみてくると食べたくなってきますね。
美味しい「いちご」をたっぷり食べたいわね!
サラダにも入れるとは少し驚きでしたよ。
- 「いちご」には豊富なビタミンCが含まれている。
- ビタミンCが抗酸化作用でからだの老化を防いでくれる。
- バルサミコ酢をプラスすることでより抗酸化作用が強くなり、心臓と血管の老化を防いでくれる。
- アボカドと一緒に食べるとビタミンA,C,Eが同時に摂れ免疫力アップにより良い!
- 「いちご」にはアントシアニンも含まれている。
- アントシアニンを含む食材を定期的に食べると心臓病のリスクが32%も減る
- 研究中だが、「いちごタンニン」で肥満予防!
意外と「いちご」って侮れないですね!!
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