多くの方が携帯電話・スマホを持ち、家の固定電話を利用することが減っていると思います。
電話がかかって来た時に電話帳に登録があれば名前が表示され、登録がなければ相手の電話番号が常時されることが当たり前になりましたよね?
電話に出る前に相手がわかるので便利ですし、安心できます。
そんな中、最近も【非通知】で電話がかかってくることがあるようですよ!
しかも出てみると・・・・中国語らしき言葉でしゃべられるそうです。
私は中国語はわからないので、もしかかって来たとしても、一方的に「間違い電話ですよ」と言って切るだけですが(笑)
ではなんでこのようなことが起きているのでしょうか?
非通知電話は詐欺予兆?
非通知電話は詐欺予兆電話なのでしょうか?
必ずしもそうではないです。
というのも実際に私のお客さん(高齢者一人住まい)は、必ず非通知でかけてきます。
これはご家族が電話機の設定をしているようです。
相手(お店や会社など)に自分の番号を知らせるとそこから電話番号が漏れて勧誘の電話などが増えると、ご本人が対応できない、もしくは騙される確率が上がってしまうと考えて、あえて電話番号非通知になる設定にしてあるとのことでした。
私としてはお電話を頂いても出れないことがあり、かけなおそうとしても【非通知】ですから相手がわからないんですよね。
「多分、あの人だろう」とかけてみると正解だったりします(笑)
というわけで、【非通知】だからと言って必ずしも怪しい電話ではありません。
ただし!
【非通知】でかけてきて、自動音声アナウンスが流れる電話は高確率で怪しい電話ですので、相手にしないことが大切です。
【非通知】電話で中国語の自動音声アナウンスが来た!?
【非通知】で何度も電話がかかってきたため、怪しいとは思いながらも、大切な用事があるのかな?と思い出てみると・・・・
中国語の自動音声アナウンスが流れる・・・
めちゃくちゃ怪しいですよね?
昨年も一時某掲示板サイトにも話題が出ました。
調べてみると2018年ころから同じような手口があったんですね。
気になるのは流れてくる中国語のアナウンスの内容ですよね?
中国語のアナウンスの内容は?
ツイッターでもこの【非通知+中国語自動音声】は話題になっていまして、知人に翻訳してもらった方がいらっしゃいましたのでご紹介します。
内容は「中国大使館からのお知らせです。あなた宛の荷物が一つありますので、1を押して詳しく聞いてください」というものだったらしい。
調べると最近急増している自動音声詐欺のようで、ガイダンス通り進んでしまうと架空請求などされるらしい。— 雪見大福(引越しました) (@reiinashiro) September 2, 2018
つまりは日本在住の中国の人に対する詐欺と言いますか、何か情報を聞き出したいということのようです。
一般人宛ての荷物で中国大使館から連絡がくるってあり得るのでしょうか?
この「非通知+中国語アナウンス」電話が昨年話題になった時期は、香港の問題が起きている時期だったんですよ!
ですので、某掲示板で話題になった時は、
「中国共産党が香港を取り込むにあたって邪魔になりそうな日本に居る中国人をあぶり出そうとしているのではないか?」
なんていう物騒な書き込みもありました。
真相は闇の中ですが・・・。
対処方法は?
【非通知電話】の対処方法はと言いますと、まずは出ないということが一番です。
ですが何らかの事情で相手が非通知でしか電話ができない場合がありますので、必要な電話のこともあります。
その時の対処方法としては、電話に出ても相手がしゃべるまで一切声を出さないことです。
どういうことかと言いますと、悪あがきではあるのですが、相手に情報を与えないということですね。
意外と「声」や「しゃべる言葉」って情報が多いです。
自動音声アナウンスの場合、相手は全部を録音しているかもしれませんし、音声は自動でも人間もこちらの声を同時に聞いていることもあるでしょう。
こちらがしゃべりますと、声から性別や年齢層が推測されます。
しゃべる言葉からは方言などで地域やしゃべり方で性格的なことも推測できてしまうかもしれません。
非通知電話の相手が名簿業者だったりすればこれで一つの情報を得たことになりますよね?
考えすぎかもしれませんが。
そこで相手がしゃべる(自動音声が流れる)まで無言でいることです。
自動音声が流れた時点で切れば良いですし、相手が用事のある人間であれば、何かしら話が始まってからこちらも話せばよいのですので。
相手が詐欺や名簿業者などと仮定すれば、【非通知】電話には出ないのが一番ですよ。
非通知電話に対応する便利機能があった!?
実は非通知電話を自動的に撃退してくれる便利機能があるのをご存じですか?
これ知らない人多いんですよね!
auとドコモでは無料で使うことができますよ!
では早速ご紹介しますね!!
ドコモの場合
ドコモには【番号通知お願いサービス】というものがあります。
追加オプションも必要なく無料で利用することができます。
設定方法も簡単です。
ドコモをご契約の電話(スマホ・ガラケー)から【148】に電話を掛けます。
その後案内に従って【1】でサービス開始です。
解除は【0】ですよ。
簡単ですよね。
初期設定はOFFになっているので、無料ですからONにしておいた方が良いですよね!
auの場合
auには【番号リクエストサービス】というものがあります。
お申し込みや追加オプションは必要なく無料で使える機能ですよ!
設定方法は簡単です。
auでご契約の電話(スマホ・ガラケー)から【1481】に電話をかけるだけです!
これだけで、次回からかかってくる【非通知電話】に対して、「番号を通知してからかけてください」という自動音声が流れるようになり、こちらに電話がつながらなくなります。
サービスを停止したい場合は、【1480】に電話をかければ解除されますよ!
ソフトバンクの場合
ソフトバンクの場合は有料のオプションサービスになります。
「番号通知リクエストサービス」は有料オプションです。
登録料(追加でお申し込みの場合):1,000円
月額料金:200円「番号通知リクエストサービス」はウェブでお申し込みできます。
ウェブでのお申し込み方法について詳しくはこちらをご確認ください。引用元:https://www.softbank.jp/support/faq/view/26854
このオプションサービスに申し込んだ後で、設定する場合には【148】に電話をします。
→ 開始する場合は【1】
→ 停止する場合は【0】
という手順でサービスを開始できます。
他2社と比べて有料となるので、ソフトバンクはちょっと不利ですね。
まとめ
非通知でかかってくる中国語の電話は即切りで良いほどの迷惑電話です。
基本的に【非通知電話】で【自動音声】の電話はろくな電話ではないので相手にしないことが大切です。
最近では非通知電話自体が珍しいですので、正規の用事がある人で非通知でかけてくることは少ないと思います。
【非通知】ということで悩まされたくない場合は、各社で提供している【番号通知サービス】を利用して、そもそも【非通知電話】がつながらないようにしてしまうと良いですよ!