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Microsoft Edgeで情報漏洩!?対策方法は?あなたの見ているサイトURLが送信されていた?

注意・警告
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Bing chatで話題になっていたMicrosoftですが、なんとEdgeの不具合であなたの見ているサイトURLが外部に送信されていたことがわかりました!

Microsoft Edgeを使用してサイトを閲覧していると、そのサイトのURLがBingに送信されていたということでした。

幸いにも外部の悪意のあるサイトやサーバーに送信されていたわけでは無いのですが・・・嫌ではありますよね?

Microsoft 側もこの不具合について把握済みということで近日中にアップデートで対応するという話です。

このことがわかったのは2023年4月21日のRedditの投稿からです。

Google検索結果

Microsoft Edgeで情報が漏洩する?

コチラの問題について公表したのは以下のサイトからだそうです。

What is causing Edge to leak all visited URLs following latest update? API is: bingapis.com/api/v7/followweb/isfollowable ? : r/browsers (reddit.com)

 

分かりやすく解説している記事はこちらです。

Microsoft Edge is leaking the sites you visit to Bing – The Verge

 

Edgeで見ていたサイトのURLがBingのAPIサイトに送信されていた問題もその一時的な対処法も書いてあります。

 

英語のサイトですが、日本語に翻訳しますと、

 

MicrosoftのEdgeブラウザは、あなたが訪れたURLを同社のBing APIウェブサイトに送信しているようです。Redditユーザーは先週、Edgeのプライバシーに関する問題を最初に発見し、Microsoft Edgeの最新バージョンが、あなたが移動したほぼすべてのページの完全なURLでbingapis.comにリクエストを送信していることに気づきました。マイクロソフトはThe Vergeに、この報告について調査中であると伝えています。

「このURLを検索してもほとんどヒットせず、この機能に関するドキュメントもまったくありません」と、この問題を最初に発見したRedditユーザーのhackermchackfaceは述べています。Redditユーザーは、Microsoft EdgeがアクセスしたURLをBing APIサイトに送信する理由を明らかにできませんでしたが、ソフトウェアエンジニアでEarTrumpetの開発者の一人であるRafael Rivera氏に調査を依頼したところ、Edgeに実装されている新機能の一部であることが判明しました。

“Microsoft Edgeには、クリエイターフォロー機能があり、デフォルトで有効になっています。”と、リベラはThe Vergeとの会話で語っています。”YouTube、The Verge、Redditなど、特定のページにいるときにBingに通知することが意図されていたようです。しかし、それは正しく機能していないようで、代わりにあなたが訪問したほぼすべてのドメインをBingに送信しています。”

(中略)

「私たちは報告を認識しており、調査中であり、問題に対処するために適切な措置を講じます」と、MicrosoftのコミュニケーションディレクターであるCaitlinRoulstonはThe Vergeへの声明で述べています。

www.DeepL.com/Translator(無料版)で翻訳しました。

引用:Microsoft Edge is leaking the sites you visit to Bing – The Verge

 

ということで、どうも「クリエイターフォロー機能」というMicrosoft Edgeに搭載された機能が予期せず今回の不具合を起こしていたというのです。

 

Microsoft Edgeのクリエイターフォロー機能を切るには?

今回の「あなたが見ているサイトURLをBing APIへ自動送信する」という不具合の対処法は、「クリエイターフォロー機能」という機能を手動でオフにすれば防げるみたいです。

 

Microsoft Edgeのバージョンの確認

今回の不具合は、Microsoft Edgeのバージョン112.0.1722.34以降で起きるようです。

 

バージョンの確認は、Edgeを開いて、右上の「…」をクリックして【設定】を開きます。

 

 

設定画面の左側一番下の【Microsoft Edgeについて】を開くとバージョン情報が見られます。

 

 

クリエイターフォロー機能をオフにする

それではクリエイターフォロー機能をオフにしましょう。

同じく設定画面の左側上から2番めの【プライバシー、検索、サービス】をクリックします。
一番下の【サービス】というところまでスクロールします。

 

 

 

問題の機能を停止しますが、2箇所オフにする必要があります。
順番通りにオフにしないと駄目なようです。

 

  1. フォローしている作成者が新しいコンテンツを投稿したとき通知を受け取る
  2. Microsoft Edgeで作成者をフォローできる修正候補を表示する

の順番でオフにしてください。

 

その後一度Microsoft Edgeを終了します。ウインドウ右上の✗をクリックして終了して下さい。

再度Microsoft Edgeを開いて先程の設定画面を開き、先程変更した【サービス】の部分がオフになっていることが確認できたらOKです!!

 

これでMicrosoft 側がMicrosoft Edgeの不具合を修正する前でも、こちらが見ているサイトのURLをBing APIサイトに送信することを防げるそうです。

 

クリエイターフォロー機能って何?

そもそもクリエイターフォロー機能って何でしょうか?

Microsoft は昨年からEdgeでこのクリエイターフォロー機能をテストし始め、ここ数ヶ月でより広く展開していたようです。

Microsoft EdgeのFollow creators機能は、お気に入りのクリエイターの最新投稿情報を手軽に取得できる機能です。

Edgeブラウザで直接クリエイターの最新情報を入手することができ、彼らのページにアクセスしてアドレスバーにあるフォローアイコンをクリックするだけで、簡単にクリエイターをフォローすることができます。

フォロー中のタブのコレクションパネルには更新が表示され、特にYouTubeの場合は、「Creators I follow」をクリックして、一度に多数のYouTuberをアンフォローすることもできます。

この機能により、利用者はお気に入りのクリエイターの最新情報を見逃さずに手軽に入手でき、ブラウジングエクスペリエンスを向上させることができます。

 

この機能は便利ですが、必要とする人に限られます。
特にブラウジングエクスペリエンスに寄与しない機能を使わない場合、ブロートウェアと見なすことができます。

また、この機能を使うと、意図せずに閲覧履歴がBingに送信/漏えいする可能性があります。

そして今回はフォローしたことだけじゃなく、Microsoft Edgeを使用して閲覧したサイトすべてのURLがBing APIに送信されている可能性が高いという問題でした。

 

好きなクリエイターさんをフォローすることで最新情報に簡単にアクセスできるのは嬉しいですがプライバシーが侵害されるおそれがあるのは嫌ですね。

不具合が修正されるまではこの機能を停止しておくのが良さそうですね。