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親のスマホ質問にイライラする!解決策はこれ。

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こんにちは!今回は、みなさんが経験したことがあるかもしれない、親からのスマホに関する質問についてお話ししたいと思います。最近ではスマホが身近な存在となり、親世代の方々もスマホを持っている方が増えてきましたよね。しかし、スマホに慣れていない親御さんからの質問にイライラしてしまったり、対応に困ったことがある人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、そんな悩みを解決する方法をご紹介します!

 

親世代がスマホの使い方を覚えてくれないのはなぜ?

まずは親世代がスマホの使い方を覚えてくれない、慣れてくれないのはなぜなのか?
このことについて考えてみたいと思います。
潜在的に親世代(70代前後以降)がスマホなどのハイテク機器が苦手な理由は

 

「子供の時に存在しないものだったから」

 

これが理由の一つだと思います。

60代以下の人は個人差はありますが、わりかしスマホをそれなりに使い慣れている人が多いと思います。

 

私達は子供の頃からテレビは当たり前に有りましたし、小学校の授業でパソコンを使い始めたこともありました。
子供の時に安心してハイテク機器に触れてきたので今更スマホに怖気づくことは無いのです。

ではシニア世代はどうだったのでしょうか?

 

ハイテク機器を壊すのでは無いかというトラウマ?

日本でテレビが普及し始めたのは1953年2月1日にNHKが放送を開始してからです。
昔話で聞いたことがあるかもしれませんが、その当時は一家に1台テレビが有るわけでは有りませんでした。

当時の価格で白黒テレビが約8万円だったといいます。
現在の物価に直しますと約100万円以上に相当する商品です。

ですので近所の事業や店舗経営をやっている羽振りの良いお宅にしかテレビは有りませんでした。
当時は今よりも平和で田舎に行くとわかりますが、ご近所さんが普通に訪ねて来るだけじゃなく家に上がってお茶をしていくことも当たり前でしたので、テレビで人気の番組(プロレスとか?)があるときには近所の子供たちだけじゃなく大人も集まって視聴していたそうですね。

 

ちなみに日本初の掃除機は当時110円でした。大卒の初任給が50円だったので2ヶ月以上分の給料を注ぎ込まないと買えません。
当時の日本家屋は畳が主体でしたので吸引力もそれほどではない掃除機は値段もあってあまり売れなかったようですけどね。

 

幼少期にテレビというハイテク機器が自宅に無かったからハイテク機器に免疫が無いということではなく、当時の家電製品は故障しやすかったのです。
ちょっと操作を間違ったり、乱暴に扱うと接触不良から始まってすぐに不調になりました。

しかもあの高額商品です。
子供にはいたずらされたくないですよね?

だから親御さんから色々指導されていたのは想像にかたくないですね。

その時の指導の賜物といいますか、トラウマといいますか、

 

「ハイテク機器は壊れやすい」

 

というのが刻み込まれているんだと思います。

 

実際に25年ほど前のパソコンは手順通りに電源を切らないとOSが壊れて起動しなくなりました(笑)
作業中に停電したり、コンセントを抜いたりすると数割の確率でパソコンがだめになりましたね。
今のパソコンはそこまでデリケートではないので、重要なデータが飛んでしまうことは少なくなりました。
コンセントを抜いたり、停電になったとしても故障する確率はぐっと減りましたね。

 

そのようなデリケートな時代を通ってきたシニア世代にとってスマホはハイテク機器で過去のトラウマ(?)を呼び起こすものなのかもしれません。

ですので、下手のことをしたらスマホが故障するのでは無いか?と思い、積極的に色々と試すということをしたくないのだと思います。

 

故障の少ないハイテク機器に慣れている私達は、最悪操作を間違ってよくわからない状態になったとしてもスマホを再起動したり、電源ボタンを押しっぱなしにして強制終了して再起動すれば元通りになることを知っています。
だから遠慮無くガシガシスマホを使うことが出来ますよね??

親世代にまず教えた方が良いかもしれないこと

まず親世代(シニア世代)に教えた方が良いかもしれないことは、

 

「そう簡単にスマホは壊れない」

 

ということですね。

いや、もちろん落としたり、床に叩きつけたり、防水仕様でも無いスマホを水没させれば壊れますよ?
でも普段の当たり前の仕様では故障しませんよね?

誤タップをしたり、変な所(設定の奥の方はなかなか偶然ではいじれないようになっているけど)をいじってしまって変な画面が出たとしても、スマホ自体が故障することは無いです。

 

 

そして、もう一つ合わせて教えて置きたいのが、わけが分からなくなった時のリカバリーの方法です。
これは再セットアップということではなく(そこまでおかしくさせるのは難しよね?)、本人にとって訳のわからない画面になってしまったり、ホーム画面に戻れなくなった時の対処法です。

 

「一度電源を切って、再起動すれば元通り」

 

という最終手段ですが一番わかり易い方法を教えて下さい。

 

なにかあった時に自分で対処できるとわかれば安心して色々操作を試すことができるようになりますからね。

 

親のスマホの質問にイライラするのは?

このように私達は生まれたときから家電製品に囲まれており、それほど故障することも無く、最近ではリーズナブルな製品も販売されているので、故障したら修理なり新品を購入するなり昭和の時代に比べれば気軽にできるようになっています。

ですので私達はスマホに対して怖気づくことなくガシガシ使えるのです。

ですから、恐る恐るスマホを使う両親を見て歯がゆくなり、恐る恐るスマホを操作する様を見ていらいらするのです。

 

ソフトウェアが難しい

またシニア世代は実際に触れることができる物理スイッチで慣れていました。
スイッチを操作するとランプが付いたり、モーターが動いたりと、操作→動作と物理的に見て理解できるものがほとんどでした。

しかしスマホはソフトウェアが動作します。
画面の表示が変わりますが、中で何が起こっているのか想像も出来ません。

もちろん私達も中でプログラムがどのように動いているのか知りませんが、このアイコンをタップするとこの画面が出て、そこには一定の順番で目的となる情報が表示されていて、同じような場所に次の操作用のボタンが表示されると慣れています。

ですが、このソフトウェアという概念がシニア世代には理解が難しいのです。

 

この例えが正しいかはわかりませんが、掃除機に例えますと、

シニア世代は掃除機のスイッチをオンにするとモーターが動きゴォォォっっと空気を吸い込んで行くというのは理解出来ます。

しかしスマホの操作は物理的(モーターが回る・空気を吸い込む)な動きが無く結果が表示されます。
掃除機に例えると、掃除機のスイッチをオンにしたら、部屋がきれいになっていた!というくらいに飛躍したものがスマホに表示されているのです。
間がスパンと抜けるので混乱するんですね。
そういうものだと諦めて納得すればその後は覚えが早いように思います。

 

私達にとっては当たり前の光景を不思議に思い、恐る恐る操作する鈍さにいらいらが募るのかもしれませんね。

親御さんのスマホの質問にイライラしない対策は?

普段は仲が良いのに、スマホの質問をされ続けるとイライラしますよね。

スマホに対する感覚が「存在していて当然」の私達と、「理解できないハイテク機器」のシニア世代ですからギャップがすごいです。

ですので、まず認識にギャップが有ることを覚えておけばイライラも少し減りますよ。

 

そして初めて使うハイテク機器ですから、シニア世代にとっては、

 

「何が分からないのかも分からない」

 

という状態です。

だから質問が明後日の方向のものだったり、容量を得ないものだったりしますから、私達がイライラするわけですよね。
かと言って、1から丁寧に説明したとしても、長い話になりますから、そんなことをシニア世代は聞きたくも無いわけで・・・根本から理解しないととこちらが始めても煩そうにしますからイライラします(笑)

 

スマホノートを作ろう

Zoltan MatuskaによるPixabayからの画像

そこでおすすめなのはスマホノートを作って貰うことです。

1冊ノートを用意して、自分の言葉でノートに書いてもらうのが良いです。

そうするとへんてこな言葉(笑)でこちらの説明を聞きながら操作方法を書きますが、そこは訂正せずにそのまま任せてください。
何も分からないのでスマホ用語も意味がわかりません。ですから専門用語でノートに書いてもらうより自身の言葉で書いたほうが後で見直した時にわかる確率が上がります。

何度も操作をやっている内に分かってきますから温かく見守って上げましょう。
ただ毎回同じことを聞かれるからこちらもイライラするわけですから、スマホノートで確認してそれでも分からない時に聞いてねと言うのが良いと思いますよ。

 

特にアプリやwebサービスによってはIDとパスワードが必要だったりします。
このIDとパスワードもこのスマホノートに書いておくと良いです。
自動ログインを利用しているとパスワードとか忘れてしまいますからね。

私はIDはフルで記入してもらい、パスワードは前4桁だけ書いて、残りは思い出せるようにわかりやすいパスワードにしてもらっています。スマホノートを盗まれたり拾われたら大変ですが、ノートに記入しておくというアナログの方法じゃないとシニア世代には厳しいです。

 

両親ともに同じ機種にしよう

続いての対策は、両親ともにスマホに変えて質問攻めにあいそうならば、色違いの同じ機種に統一するのが良いですよ。

質問攻めにするほどスマホの操作に慣れていないのですから、ほとんどスマホの機能は使いこなせないでしょう。

ですから、こっちが良いとかあっちの機種の方がおしゃれなどと言うかもしれませんが、初めてのスマホだから同じ機種にしてもらうと良いです。

ご存知の通り、同じAndroidのスマホでもメーカーや機種によってホーム画面やちょっとした操作方法が違ったりしますよね?
両親で同じ機種にすれば、教えるときも同じ教え方で良いですし、お互いに教え合うこともできるでしょうから、手間が省けます。

また貴方がお使いの機種とメーカーを揃えるのも良いと思います。
いっそのこと貴方と同じ機種を両親に渡すのも手ですね。
ただ、貴方がミドルクラスやハイエンド機を使用しているなら、そこまでの機種はシニア世代では持て余すので、同じメーカーのスタンダードクラスを購入するのが良いと思います。
メーカーが同じですと操作方法も似通っていますので教えるのが楽になります。

スマホの操作に慣れてから、お好きな機種を選ぼうねということですね。

 

スマホの使い方教室を活用しよう

親子ということで甘えが出てしまうのもイライラの原因だったりしますよね。
いつでも子供に聞けば良いや!と考えている親御さんもちらほらいらっしゃいます。(笑)

日々のコミュニケーションの一環と思っていただければ良いですが・・・

 

ということで他人に教えて貰うというのも上達の近道ですよね!

 

そこでドコモやauショップで開催されているスマホの使い方教室に行ってもらうのも良いですよ。
一部有料の講座もありますが、基本的なことは無料の講座で教えてもらえます。

ドコモスマホ教室 - スマホをかんたん、便利に、楽しく学ぼう
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ただマンツーマンで教えてくれるというわけでは無いので、講座の中で置いてけぼりになることもあります。
そのところは家族がフォローする必要がありますよ。

 

 まとめ

親御さんにスマホの使い方を教える時や、スマホに関する質問を受ける時にイライラしてしまうことがありますよね?

同じことを何度も聞かれたり、やってみればよいのに何故か怖がって操作をしない、操作が遅いなどでイライラする事があるかと思います。

 

これは70代以降のシニア世代では幼少期に家電製品は珍しいものであり、大変高価な商品でしたのでいたずらして壊さないように親御さんが教育してきました。
その時のトラウマ(?)があり、また当時の家電製品は乱暴に扱ったり間違った操作をすると故障しやすかったので、スマホも壊してしまうのではないかと怖気づいているところもあります。

そのような背景があることを私達も理解して接すると少し腹立たなくなってきますよ。

 

また同じことを何度も聞いてしまうのでもシニア世代では忘れてしまうから仕方が無いとは思います。ですので1冊「スマホノート」を作ってもらって、そこに自身の言葉で教わった操作方法をメモしてもらいましょう。

自身の言葉で書くことがポイントです。
スマホ初心者過ぎちゃって何がわからないかも分からない状態です。
スマホ用語(スワイプ、ピンチアウトなど)は通じませんので自身の言葉で書いてもらうほうが後で見返した時に思い出しやすいと思います。

 

そして、スマホ使い方講座をドコモやauは開催していますので、活用することをおすすめします。
他人から教わった方が覚えが良かったりしますからね。
基本的なことは無料で教えてくれるようですよ。

詳しくは公式サイトを見てみてくださいね。

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