最近ちらほら聞くのがアンケート電話が来たということ。
選挙が近くなると世論調査のアンケートも来始めます。
それだけでなく、区役所や保健所を名乗る電話もあり、大概が詐欺電話ですね。
基本的に電話アンケートはすぐに切ることをおすすめします。
昔はアンケートに答えると試供品がもらえるというものもありましたね。
これも考えようによっては貴方の住所氏名を聞き出すことになり、悪質なところですと名簿にまとめて売りさばいたりしていたのでしょうか?
テレアポの仕事に行くとどこから集めたんだ?というほどの名簿があるというお話ですから・・・個人情報ってどこから漏れているかわかりませんね。
行政機関からアンケートの電話はありえない!
詐欺電話ではやっているのが「還付金詐欺」!
最近では巧妙になってきていて、
〇〇区役所保険科の金子です。
介護保険料の還付金がありますのでご案内のお電話でした。
なんて電話番号も通知してあり、なおかつ(偽名でしょうけど)名乗ります!
まず間違いなく仮に本当に還付金があったとしても必ず書面で送られてきます。
そしてほぼ絶対に電話で親切にも伝えてくれることはありません!
そこまで親切ではありません!(笑)
同じように行政機関から住民へのアンケート調査と称して電話がかかってくることもありえません。
ですので、「行政機関」「アンケート」「調査」というキーワードが出てきたら嘘だと思ってください。
相手にせずにすぐに電話を切って大丈夫ですよ。
よくある嘘アンケートの内容は?
行政機関を名乗っての電話アンケートでよく題材にされることはどんなことでしょうか?
一例をあげますと、
- 台風の被害状況の調査
- 地震の被害状況の調査
などの自然災害に関してのアンケートと称することがあります。この内容でのアンケートの場合たちが悪いのが、
「見舞金が出るかもしれません」
という言葉がつくことです。
誰でももらえるものならばもらいたいですよね?
そこに漬け込んできますので、ついつい個人情報を話してしまいがちです。
選挙が近くなりますと世論調査のアンケートと称して電話が来た例があります。
行政機関が世論調査をすることはありません!
他にも予想される内容としては、
- 高齢者の動向についてのアンケート
- 新型コロナ関連のアンケート
(健康状態、感染の有無、仕事の状況、生活費など) - 水道民営化に関してのアンケート
- 電気料金に関するアンケート
などなど
“行政機関”を名乗ってアンケートを取るのはまず間違いなく偽物です!
気をつけてください!
電話アンケートの目的は?
昔はマーケティングと言いますかどのようなサービスや商品が人気であるかなどを電話アンケートで調査していました。
通販で利用した会社がお客様満足度を調べるためと営業を兼ねて電話アンケートを行っていたりしていましたね。
しかし最近では特殊詐欺も横行していることから社名などを偽って電話をかけてくることが多いです。
本物の企業が電話で調査をすることは減っており(詐欺と間違われて大変)特に固定電話にいきなりかけてくるのはまともな会社ではないことが多くなりました。
では、相手は電話アンケートで何を知りたいのでしょうか?
電話アンケートで知りたいこと
相手が詐欺グループなど偽物出会った場合、電話アンケートで何を知りたいのでしょうか?
ご想像どおり、貴方の個人情報がほしいです!
アンケート形式で答えてもらうことにより、
- 貴方がどのようなことに興味を持つか
- 仕事の有無
- 収入および余裕があるか
- 資産状況
- 家族構成
- 騙されやすいかどうか
などの情報を集めています。
アンケートに素直に答えることで、貴方が騙されやすい人だと認識されてしまいますよ。
大企業の名前や行政機関を騙ることにより安心させてくるのですが、それを信じてしまった貴方は逆に騙されやすいということですよね。
またアンケート内で家族構成や資産状況などまで答えてしまえばそれこそ言いなりのカモと判断されてしまいます。
これも巧妙にアンケートの設問に紛れさせて聞いてきますので、設問を答えていくリズムに乗って流されて答えてしまったりしますのでお気をつけてください。
やはりはじめから電話のアンケートには答えないことが大切ですね!
まとめ
今時、ちゃんとした企業からはいきなりの電話アンケートがかかってくることはありません。
また行政機関が電話アンケートを依頼してくることはありません!
特に固定電話にアンケート電話がかかってきた時は、まず偽物だと思って頂いて切っていただくのが良いですよ!
たとえ本物の世論調査だったとしても答えなかったとしてペナルティはありません。
他の人が答えてくれるでしょうから大丈夫です。
特に自動音声(機械音声)のアンケートは無視で大丈夫ですよ!