ソフトバンクグループがLINEと統合するというニュースで世間を賑わせましたね。
ソフトバンクグループも投資先の失敗により赤字に転落ということで、大変な状況のようですが・・・どうなるのでしょうか?
そこで新たにヤフーとLINEが統合するということになり話題が尽きない状態となっています。
今後、「paypay」と「LINE pay」が統合されることになるだろうということで、ますます市場が拡大されていくのではないかという見方も出ていますね。
楽天モバイルは自社回線への移行が遅れているなど、基地局を新たに設置しなければならないことを考えれば当然と言えば当然のことですが、個人的には頑張っている方だと思いますよ?
ただ、正直MVNO(格安SIM)としての楽天モバイルが自社回線のサービス提供が開始される時にどうなるかが分からないので、心配なところはありますね。
楽天モバイルとしては、料金体系はさほど変わらないようにするとは言ってますが、どこまで実現できるか不透明ですので、ユーザーの方も考えておかなければならないでしょうね。
そこで、今話題のLINEモバイルに移行した場合のメリットとデメリットを調べましたよ!
LINEモバイルの料金体系は?
格安SIM・MVNOを利用するうえで一番の注目は
料金体系
でしょう!!
スマホを安く快適に運用したいということが大前提ですからね!
LINEモバイルには大きく分けて3つの料金プランがあります。
- コミュニケーションフリー
- LINEフリー
- MUSIC+
それぞれ特定のサービスにかかるデータ通信量がカウントされなくなります。
SNSサービスの通信量がカウントされなくなるプランですので、SNSを多く利用する方、インスタグラムなどによく写真や動画などをアップロードする方は1の「コミュニケーションフリー」がお勧めですね!
詳しく見ていきましょう!
料金体系は?
料金体系は、ベーシックプランにそれぞれのデータフリーオプションをプラスする形になっています。
ベーシック月額基本利用料
容量
500MB
3GB
6GB
12GB
- データSIM(SMS付き)
- 600円/月
980円/月
1,700円/月
2,700円/月音声通話SIM
1,100円/月
1,480円/月
2,200円/月
3,200円/月
データフリーオプション
- LINEデータフリー +月額0円
- SNSデータフリー +月額280円
LINE、Twitter、Facebook利用時のデータ通信量がゼロに。- SNS音楽データフリー +月額480円
LINE、Twitter、Facebook、Instagram、LINE MUSIC、Spotify、AWA利用時のデータ通信量がゼロに。引用元:https://mobile.line.me/plan/
シンプルなわかりやすい料金体系になっていますね。
このほかに10分かけ放題オプションが、月額880円で利用できます。
便利なオプション
ほかにも便利なオプションが用意されています。
Wi-Fiオプション
カフェや駅など、全国約49,000ヶ所のスポットで利用できる公衆無線LANサービスです。
月額200円で
このマークのあるところで無線LANに接続することができます。
うれしいのが契約したスマホだけじゃなくノートパソコンやタブレットでも接続しても良いことですね!
出先でインターネットをするけど、主に駅やカフェだわ!
という方にはお勧めのオプションですね。
ほかにも「セブンイレブン」や「Denny’s」、「モスバーガー」などでも無線LANが使える店舗があるようです。
フィルタリングオプション
これがお子さんやご両親にスマホを持たせたいという方にはうれしいオプションです!!
しかも無料というから驚きですね!
信頼性の高い「iフィルター」が利用できます。
- 有害サイトへの接続をブロック
- 利用者の携帯の使い過ぎをブロック
- 利用者のアプリ・検索履歴をチェック
- 利用者の居場所が確認できる
ということができます。
一番は有害サイトへの接続を未然にブロックしてくれますので、絶対ではないですが、フィッシング詐欺の偽サイトや反社会的、18禁などの不適切なサイトへの接続もブロックしてくれます。
これが一番心配なことですからね。
またお子さんに良いのが、スマホの利用時間を設定できることですね。
利用を許可した時間帯以外はスマホ自体がロックされて使用できなくなります。
夜に隠れて使用することができなくなりますね。
管理・監視と言われるかもしれませんが、インターネットの世界は混沌としていて、良い情報だけじゃなく悪い情報も沢山飛び交っています。
大人になれば取捨選択して触れてはいけない情報などを選択できるようになるでしょうが(できない人もいますが・・・)子供のうちは「ものの善悪」よりも好奇心が勝ってしまいます。
ですからインターネットの危険性を教えながらも、はじめのうちはこのように制限を加えて守ってあげないといけないと思います。
そんなことに便利なのが「フィルタリングオプション」ですので是非利用したいですね!!
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楽天モバイル→LINEモバイルのデメリットは?
LINEモバイルのページでも少々分かりにくくて誤解していましたが、高速データ通信の余った通信容量は翌月へ繰り越すことができます!
(はじめデータ容量の翌月繰り越しはできないものだと思っていました。)
そう考えますと・・・あまりデメリットがないですね。
月額料金の高い・安いが比べどころですが、
楽天モバイルですと、1年間ですが、「通話10分かけ放題」とセットになっている「スーパーホーダイ」というプランが
1,480円(1年間)
です。
2年目からは2,980円になりますね。
しかも、契約の2GBのデータ容量を使い切ってもそのあとは1Mbpsという中速の通信速度を維持します。
LINEモバイルでは使い切った後は300kbpsになりますから、速度がかなり違うことが分かりますよね?
ただし、LINEモバイルの「コミュニケーションフリー」プランですと、4つのSNSに関する通信量は無視出来て高速通信が維持されるので、YouTubeやニコニコ動画などを出先で見ない(Wi-Fi運用以外では見ない)人であれば、通信速度はさほど気にしないでもよさそうです。
ちなみにLINEモバイルで「コミュニケーションフリー」プランで計算しますと、3GBで、
1690 + 880 = 2570円
となります。
2年目以降の楽天モバイルよりは安いでしょうか。
メインとして使用する回線であれば、通話SIMで契約するほかないですからね。
緊急通報(110・119など)は通話SIMじゃないとかけられませんからね。
そう考えると楽天モバイルの1年目の料金は格安ですね!
ただ楽天モバイルはフィルタリングサービスが有料です。
同じ「iフィルター」ですが、月額300円かかりますね!
まとめ
一通り見たところでは、楽天モバイル → LINEモバイルへの移行で考えた時、デメリットとなるのは、月額料金でしょう!
やっぱり楽天モバイルの「スーパーホーダイ」には勝てません(笑)
ただ今後楽天モバイルの格安SIMの運営がどうなるかわかりませんので、移行先の候補としてはLINEモバイルは優秀だと思います。
またお子さんに持たせる初めてのスマホと考えますと、家族観の連絡手段や通話はLINEアプリで間に合ってしまいますので、そう考えると、フィルタリング機能が無料で使えるLINEモバイルに軍配が上がりますね!!
お子さんの初めてのスマホであれば「LINEフリー」プランで十分でしょうから、万が一の端末保障も入れても月額1,000円で済んでしまいます。
親のお下がりスマホで、故障しても気にしなければデータSIMで間に合いますので月額500円でスマホを持たせることができますよね!
高齢のご両親に持たせるなら、「LINEフリー」の通話SIMで、「10分電話かけ放題」オプション付きですね。もちろんフィルタリングオプションも無料で使ってフィッシング詐欺を防ぎましょう!
このプランでも月額2,080円と格安ですね!
1年目だけ見れば楽天モバイルも「スーパーホーダイ」でフィルタリングサービスを追加してもLINEモバイルより安いんですよね・・・。
1,480円 + 300円 = 1,780円
2年目以降は
2,980円 + 300円 = 3,280円
となり、断然LINEモバイルが安くなりますが・・・。
今後ヤフーと経営統合でどう変わるかでまた情勢が変わりますね。
【LINE pay】と【PayPay】が統合されてどんな化学反応を起こすか楽しみですね。
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