xcoinというサービスが日本でも開始されました。
現状では購入できるだけで使用できる店舗は限られていますが、非常に画期的な理念に基づいて作成された新しい電子マネーです。
個人的にも注目しているサービスですね!こんなサービスが有ったら良いのにが形になってきました!
私も小さなお店をやっているのですが電子マネーに対応できればとも考えていたのですが、XCOINなら良いなと感じましたよ!
まずはxcoinとはどのようなサービスなのか見ていきましょう。
xcoinとは?
xcoinは、あの竹田恒泰さんが中心となり日本版を開始できるように関係省庁に許可を取り付けました。
xcoinは他の暗号通貨とは異なり常に特定の通貨と同価値になる暗号通貨です。
たとえば日本円と同価値になる【XJPY】、米ドルと同価値になる【XUSD】というように世界の通貨156種類ものXCOINを発行しています。
ここが特徴で、価値が一定ということで商取引に使用しやすいのがメリットです。
感覚としては電子マネーと同じですね。日本国内では、電子マネーとして許可が下りています。
価値が一定だと何が良いのか?
価値が一定のメリットは何かと言いますと、
商取引で使用できるということです!
Bitcoinで商取引は厳しい
たとえば、暗号通貨として有名になった「Bitcoin」ですが、ご存じの通り価値が乱高下していますよね?
投資・投機目的で売買されるようになりましたので、直近ではコロナウイルス騒動で一時期1コイン当たり60万円前後まで値を下げましたが、最近では1コインあたり100万円前後まで値を戻しました。
「億り人」なんて言葉が出来た時などは200万円近くまで上がりましたよね?
ここまで値動きが激しいと商取引には怖くて使えません。
それこそ100万円の商品を購入する時に1コイン100万円の相場の時に1コイン(プラス手数料)で支払ったとします。
お店は「1Bitcoin」を受け取りますよね。そのほんの数日後には1コイン90万円まで下がることもあるのですから、お店としては損をします。
値動きが激しいのでお店としては「1Bitcoin」が105万円まで上がったら日本円に変えれば儲けが出ますが、はたしてそこまで上がるかどうかが分かりませんよね?
ですからBitcoinで商取引をすることはギャンブル性が出てしまいます。
また日本では、個人でBitcoinで儲けが出た場合(購入した金額より売却した金額が高くなった場合)その儲け分の約50%が税金として取られてしまいます。この辺が商取引で使用するのが難しい点になりますね。
XCOINなら安心して商取引が出来る
ところがXCOINは、日本円と1対1の関係で価値が担保されています。
【100XJPY】は【100円】です。
これが変わらないんですね。
だからお店の商品を購入する時にXCOINを使用しても双方損も得もしないわけです。つまりは安心して電子マネーとして使用できるわけですね!
これが大変大きな特徴です。
もともと暗号通貨というものは電子マネーとして世界各国で共通の通貨を通して商取引をできるようにという目的が一つ大きくありました。
というのは国際送金をする時に非常に高い手数料と時間がかかるからです。
その間に為替相場の変動もあり、少額ならまだしも多額の送金となれば、手続き中の間の何銭という値動きでも損得が出てしまいます。
ところが暗号通貨を使用すれば、数分から数時間で海外に送金することができ、また手数料も現行の銀行間取引に比べてかなり安くできます。
そういう意味で開発されてきたのですが、Bitcoinをはじめとして投資目的での購入も増えた結果価格の高騰と下落を繰り返しますので、取引に使いにくくなりました。
ちょっと時代の先を行き過ぎた感じがあります。
ですので、XCOINの様に、まずは自国の通貨と1対1での価値が同等の電子マネー的な暗号通貨が馴染みやすいと思います。
電子マネーとXCOINの違いは?
じゃあ、SUICAやnanacoなどの電子マネーでいいじゃないか?となりますがそこがただの電子マネーと暗号通貨の違いです。
電子マネーは、ご存じの通りそのグループ会社や加盟店でしか使えませんよね?
大分すそ野は広がってきていますが、例えばnanacoはセブン&アイグループが主です。waonはイオングループが主ですよね?他のグループでも使用できるようになってきていますがまだまだ万能ではないです。
XCOINもサービスが開始されたばかりでこれから加盟店を募っていくので一般t店舗でどこまで利用できるか未知数ですが、構想としてマスターカードのクレジットカードと連携するように今進めているようです。
ですのでXCOINの残高から引かれる形で、マスターカード加盟店で使用できるように今後なる予定です。
他の暗号通貨と交換できる!
一番の違いは、暗号通貨ですので、他の暗号通貨と交換ができるということです。
【XJPY】⇔【XUSD】
というようにですね。
そして、例えばアメリカのXCOIN加盟店では交換した【XUSD】で支払うことができるわけです。
現金と同じように為替によって米ドルなどに出来るわけですね!
個人や法人間の送金ができる!
XCOIN Walletというアプリを使用して、個人や法人を問わず、送金ができます。また送金スピードも数秒ということで早いです。送金してから相手が確認できるまでが早いので取引スピードが早くなります!
しかも土日祝日も関係ないですので、今まで通販などでは祖日に振り込んでも相手側に反映されるのが月曜日だったりしました。ですがXCOINを利用すれば土日でもすぐに送金が反映されます。
ですので(店が営業しているかどうかはさておき)土日でも入金が確認できるのですぐに発送準備をしてくれるかもしれません!
また現在のところ送金手数料は無料となっています!
これが最大の利点かもしれません!
クレジットカードでの決済ですと、支払う側は手数料はありませんが、もらう側のお店は手数料として数%クレジットカード会社に取られます。
しかしXCOINなら手数料が無いので、しっかりと利益が出せますよね?
XCOINのデメリットは?
XCOINのデメリットは、まだ本格的にサービスが開始されたわけではないので、デメリットもメリットも見えてこないところがありますが、最大のことは、
現金に戻せない!
暗号通貨だけど日本円(現金)に交換が出来ない!
ということでしょうか?
これは個人ではということです。
今後加盟店を募った場合、加盟店にXCOINで支払われた分は日本円に変えられるようになるそうです。
これは金融庁などでの日本国内での営業許可をとる際に規制されたことだそうです。
ですのでほぼ電子マネーというような位置づけとなり、個人で現金には交換できないようになっています。
suicaやnanaco、waonなどもそうですよね?
商品やサービスを購入する際には使用できますが、現金に換える(戻す)ことは出来ないですよね?
そういう制約はあります。
でも、〇には変えられる!?
ですが、実はXCOINは地金には交換することができます!
いつでも「金(GOLD)」と交換ができます!
出典:XCOIN公式ページより
ですので、金額によっては事前予約が必要なようですが、金との交換は個人でもできるようです。
ですから、少し手間はかかりますが、現金化もできないこともないということですので、安心してください。
それでもXCOIN加盟店が広がれば、商品やサービスの支払いに使用できますので、便利なことには変わりはないですね。
電子マネーの一つの候補として優秀なものになりそうです。
まとめ
今後の展開次第ですが、XCOINを推し進めている竹田恒泰さんですが、一つの目的として、中小企業や小規模店舗がXCOINを導入することにより手数料を取られることなく商取引が出来るようになれば良いと仰っていました。
電子マネー化の波はこのまま進んでいくことでしょう。でも各電子マネーの加盟店になるにはいろいろとお金がかかります。
手数料もそうでしょうが、システムの導入もお金がかかりますよね?
しかしXCOINでは、XCOIN Walletという無料のアプリをスマホにインストールすれば良いだけですし、現在のところ送金に手数料はかかりません!
そして送金にかかる時間は数秒というほぼリアルタイムでの取引が出来ますので、小規模店舗の救世主になるのではないでしょうか?
今後加盟店をどのように募り、手数料などの部分がどうなるかにかかっていますが、既存のクレジットカードや電子マネーの導入が苦しかった店舗さんには光明となるかもしれません!
しかも海外通貨のXCOINとの交換もアプリ上でできてしまいますから、海外からのお客さんがXCOINを利用していれば、現金の両替をせずにXCOINで支払ってもらうこともできてしまうわけですよ!
そうなると、今後の海外からのお客様の支払いも気軽になるため、より集客につながるかと思います。
お土産物屋から旅館・ホテル、などなど海外からのお客様が多い店舗もかなり有利になるのではないでしょうか?
気になるのは個人店舗でも導入できるかどうかです。
まぁ最悪、ある一定金額まで貯めたのちに【金(GOLD)】に交換する手もありますけどね。
楽しみです!
竹田恒泰さんのXCOIN説明動画はこちら。
竹田恒泰さんが紹介している動画があります。(番組の途中から照会があります)
1:21:50頃からです。他の部分も面白いですよ。
XCOIN Wallet日本語版のダウンロードはこちらからです!
xcoin wallet日本版
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