楽天モバイルがMVNO（格安SIM）から自社回線を利用した第4のキャリアになるという発表で、楽天モバイルを利用しているユーザーはもちろんのこと騒然としましたよね？？
かく言う私も、楽天ユーザーの一人です。
驚いたことと、不安に思ったことと同時でしたね！
最近契約された方には、10月より新しいSIMカードの送付を開始すると言う事のアナウンスがありましたが、私みたいに以前から利用していたユーザーはどうするのか？
そこがまだ決まっていないようです。
ですが、三木谷会長には勝算があります！
一番の心配だった設備投資などの経費により、楽天モバイルの利用料が高くなるのではないか？と言う事です。
ですがこれを解決する方策が三木谷会長にはあるというのです！！
それも世界初の試みだとか！！
文春オンラインに三木谷浩史会長との対談記事が
文春オンラインに三木谷会長との対談記事が公開されています。
この記事によりますと、所謂第4のキャリアに参入するにあたって、みなさんも心配したのが、設備投資と設備維持はどうするのか？？と言う事ですよね？
つまり、格安SIMと言われるMVNOは、大手3キャリア（docomo、au、softbank）の使用している電波に間借りをさせてもらって、サービスを提供することで、ネットワークのサーバーや電波の送受信機などの設備の投資や維持費をしなくて済む分、私たちに安く提供できるというものでした。
その代わり、大手３社のユーザーさんが優先のため（当たり前です）、回線の混雑する時間帯ではMVNO側の契約者の回線速度が落ちるというものになっていました。
そもそもが電波関係やサーバーなどの設備関連費用が掛からないから、MVNOは安かったのですね？
ですが、楽天モバイルは第4のキャリアとして参入しようとしています・・・
楽天モバイルの秘策！世界初の技術「完全仮想化ネットワーク」
楽天モバイルでは、大手キャリアの仲間入りをして参入していく為には、当然設備投資をしていかなくてはならないと言う事は十分承知しています！
そこで、新技術を開発して、コストを削減する算段です。
その新技術が、
世界初の技術「完全仮想化ネットワーク」
です。
詳しい技術的内容は専門外なので、さっぱりわかりませんから、簡単に説明しますと。
今までの大手キャリアが準備していた設備は、機械自体が完全オーダーメイドで、各社がそれぞれ自分たちのネットワーク専用のハードウェアを外注していたのです！
それでは、各社それぞれでしか使えないものですので、特注品と言う事で機械自体が高額になりますよね？
ですので設備投資費が大変だったんです。
しかも、通信のタイプがこれまでに
「３G」 → 「４G」 → 「５G」
と変わってきました（５Gはこれからですが）。
その都度、専用の特注ハードウェア（機械）を外注しているので莫大な金額がかかります。
そこを、楽天モバイルは革命すると言っていますね！
ハードウェアは一般的な製品で良いでしょう！
ソフトウェアの方で、楽天モバイル専用のものへと変更させましょう！！
と言う事だそうです。
そうしますと、ハードウェアは汎用機器を使う事が出来るので、その分市場に出回っているものですから安く準備できます。
ソフトウェアは1つ開発すれば（それも大変ですが）、全部の機器に使用することができます。
しかも、これから「４G」→「５G」へと通信タイプが変わったとしても、汎用機器はそのままでソフトウェアの変更で対応しようというのです！！
これが実現すれば、特注の機器を用意する必要が無いため、大幅に設備の経費が削減できます。
そうすると私たち一般ユーザーにも恩恵が出るのです！
通信障害は起きないのか？
新しい技術というと、はじめは不安定という勝手なイメージがあります。
最近では、softbankが大規模な通信障害を起こしたのが記憶に新しいでしょう！
そこのところはどうなんでしょうか？
本来は、ハードウェアで切り盛りしていた機能を、ソフトウェアで代行させるという技術なので無理がないのか心配ですよね？
三木谷会長がいうには、
あのSoftbankで起きた大規模な通信障害の原因はハードウェアのトラブルだと言う事です。
つまりは特注で製作したハードウェアに問題があったのです。
と言う事は、特注品のために、ブラックボックス化しており、そのハードウェアを製作した会社の技術者じゃないと、修理できないばかりか、どこが悪いのかもわかりません！！
自社では手を出せなくなるわけです！
そこで、汎用機器を使い、自社開発のソフトウェアで”仮想化”させていた場合は、機器トラブルがあった場合は汎用機器のために仕様が広く知られています。ですから技術者であれば対応できる可能性が高いです。
その上、ソフトウェアのトラブルならば、自社で製作している分、即座に対応することが可能です！
よって、何かトラブルがあった場合に対応できる素早さが違うと三木谷会長は言っています。
楽天モバイル自社回線化。三木谷会長の自信！まとめ
- 世界初の技術「完全仮想化ネットワーク」により、汎用機器をソフトウェアで専用機器の機能を持たせることで、特注の機器を外注しないで済む分コストカットできる。
- その分をユーザーに還元できる！
- 万が一トラブルが起きても、ブラックボックス化された特注機器ではなく、オープンにされた汎用機器を使う事で、メンテナンスが容易に行えるようにできる。
- ソフトウェアのトラブルなら、なおさら自社開発なので即座に対応することができる！
- 結果的に質の高いサービスが提供できる！
と言う事のようです。
まだまだ、楽天モバイルで利用していても良さそうですね！
続報がでましたら、記事にしますよ！
最後まで読んでくれてありがとうございます！
最後まで読んでくださった貴方にお得な情報を。
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紹介者IDを入力するところがあります。
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