スマートフォンを使う上で、通信費が高くて困っている方は多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、格安スマホです。大手キャリアと比べても、料金が安く、通信速度が遅くなることもありません。しかし、格安スマホはたくさんあるため、どれを選べばいいか迷ってしまうこともあるでしょう。そこで、本記事では、格安スマホの選び方とおすすめMVNOを比較して紹介します。
1. 格安スマホとは？
格安スマホとは、通信費を抑えながらスマートフォンを利用することができる低価格な携帯電話のことを指します。通常、大手通信キャリア以外の仮想移動体通信事業者（MVNO）が提供しています。
従来の大手通信キャリアでは、高額な通信プランや長期契約が一般的でしたが、格安スマホはそのような制約を緩和し、利用者に柔軟性と経済性を提供します。格安スマホは、通信インフラを共有することでコストを削減し、その分を低価格に反映しているため、比較的安価な価格帯で利用することができます。
格安スマホのプランは、通信容量や通話料金、データ通信速度などが含まれています。通常、利用者は自身の通信ニーズに合わせて、適切なプランを選択することができます。また、多くの格安スマホプランは、解約料や契約期間の縛りがなく、自由に変更や解約が可能です。
格安スマホを選ぶ際には、自身の利用スタイルや予算に合わせてプランを比較することが重要です。利用する通信量や通話時間、データ通信の速度制限などを考慮しながら、最適なプランを選択しましょう。また、サポートやカスタマーサービスの品質、エリアカバレッジなども考慮すべき要素です。
さまざまなMVNOが格安スマホサービスを提供しており、各社のプランや特典、価格などを比較検討することが重要です。インターネット上には、格安スマホの比較サイトやレビューサイトも多く存在しており、これらを活用して情報収集すると良いでしょう。
総合的に考えて、自身の通信ニーズに合った適切な格安スマホを選ぶことで、通信費を削減しながら便利なスマートフォンの機能を十分に活用することができます。
2. 格安スマホの選び方
格安スマホを選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。
- 通信プランの比較: 格安スマホ事業者はさまざまな通信プランを提供しています。自身の通信ニーズに合わせて、通信容量や通話料金、データ通信速度などを比較しましょう。通信量が多い場合は無制限プランが適しているかもしれませんが、通信量が少ない場合はシンプルなプランが経済的かもしれません。
- サポートとカスタマーサービス: 格安スマホ事業者のサポートやカスタマーサービスの品質も重要です。問題が発生した際に迅速かつ適切な対応が受けられることは利用者にとって大切な要素です。レビューや口コミをチェックして、事業者の評判やサポート体制を確認しましょう。
- エリアカバレッジ: 格安スマホ事業者が提供するサービスエリアも確認しましょう。通信インフラを共有しているため、大手通信キャリアと比べてエリアが制限される場合があります。自宅や通勤・通学経路、頻繁に訪れる場所での通信状況を確認して、自身の利用頻度に合ったエリアカバレッジを選びましょう。
- 端末の選択: 格安スマホ事業者は、自社で端末を提供する場合と、SIMフリー端末を利用する場合があります。事業者の提供する端末が必要な機能や予算に合致しているか確認しましょう。また、SIMフリー端末を利用する場合は、互換性を確認してください。
- 契約条件と料金: 格安スマホ事業者には、契約期間や解約料の有無、割引キャンペーンなど、さまざまな契約条件が存在します。これらを比較検討して、自身にとって都合の良い条件を選びましょう。また、通信プランの料金以外にも、初期費用やオプションサービスの料金なども確認しておきましょう。
以上のポイントを考慮しながら、自身の利用スタイルや予算に合った格安スマホを選びましょう。比較サイトやレビューサイトを活用して、さまざまなMVNOの情報を収集し、最適な選択を行うことが重要です。
4. おすすめMVNOランキング
おすすめMVNOランキングを紹介します。以下のMVNOは、料金が安く、通信速度も速いため、人気があります。
- UQモバイル
- NUROモバイル
- LIBMO
- J:COMモバイル
- rakutenモバイル
povoやahamoも安定していますが、今回はあまり聞き慣れないけどおすすめな会社をご紹介しますね。
それでもやっぱり聞き慣れた会社のほうが安心ということもありますのでまずはUQモバイルからご紹介します。
UQモバイル
UQモバイルはauのKDDIが運営している格安スマホの会社ですね。
格安スマホの最大のメリットとも言えるシンプルな料金体系と基本料金のやすさですが、UQモバイルもしっかりとお得な料金体系となっています。
ただもっと料金の安い格安MVNOの会社もあるので、対面スタッフと確認しながら契約をしたいや困った時にスタッフに聞きに行きたいなどということがなければちょっと割高かもしれません。
しかし回線はKDDIですから安定感はありますよ。
月額料金
UQモバイルの月額料金はこちらです。
| UQモバイル | 月額料金 |
| ～３GB | 1,628円 |
| ～１５GB | 2,728円 |
| ～２５GB | 3,828円 |
| ◆オプション | |
| 月60分定額 | 550円 |
| 国内10分かけ放題 | 880円 |
| 国内かけ放題 | 1,980円 |
３GBまでのプランですとギガを使い果たした後は最大300kbpsとなり、他のプランでは最大１Mbpsの速度で制限されます。
自宅で指定のプラバイダのインターネットサービスを利用している場合は更に割引されて、～３GBのプランで月額９９０円になりますよ。
料金プラン | 格安スマホ・格安SIM | UQ mobile（UQモバイル） (uqmobile-store.jp)
NUROモバイル
NUROモバイルは最近サービスエリアを広げているSONYのインターネット光サービス「NURO光」と姉妹サービスになりますよ。
スマホで動画やゲームを楽しむ方に向けたプラン設計になっていますね。
大容量プランがお得に利用できるのが強みです。
また３日間通信制限が無いのも特徴です。
多くの通信会社では３日間に〇〇MB以上のデータ通信を行うと２４時間通信速度が制限されてしまうというようなことがありますが、NUROモバイルではそのようなことは起きません。
また契約したデータ容量を使い切っても「お試しプラン/かけ放題プラン/バリュープラス」は最大200kbpsで、「NEOプラン」は最大1Mbpsで当月末まで利用できます。
またGigaプラスというプレゼントがあります！
契約プランに応じて３ヶ月ごとにデータ容量を追加で受け取れます！！
色々とお得なサービスがありますのでNUROモバイルはおすすめですよ！
NUROモバイルの月額料金
月額料金はこちらです。音声通話付きの契約の場合の料金プランです。
| プラン名 データ容量 |
月額基本料金 | データフリー | あげ放題 | Gigaプラス |
|---|---|---|---|---|
| NEOプラン 20GB |
2,699円 | NEOデータフリー | 〇 | 15GB |
| NEOプランW 40GB |
3,980円 | NEOデータフリー | 〇 | 15GB |
| VSプラン 3GB |
792円 | – | – | – |
| VMプラン 5GB |
990円 | バリューデータフリー | – | 3GB |
| VLプラン 10GB |
1,485円 | バリューデータフリー | – | 6GB |
| かけ放題プラン 1GB |
1,870円 *1 | – | – | – |
- *1 かけ放題プランは、専用基本プラン(1GB)440円に通話定額オプション1,430円が付帯されたプランです。
もちろんLINEでの音声通話もデータ量としてカウントしませんので完全無料通話になります！
※ビデオ通話に関してはデータ量をカウントします。
チャット通話に関しては画像や動画の送受信も含めてカウントしません。
データ通信とSMSの契約の場合の料金プランです。
| プラン名 データ容量 |
月額基本料金 | データフリー | Gigaプラス |
|---|---|---|---|
| VSプラン 3GB |
792円 | – | – |
| VMプラン 5GB |
990円 | バリューデータフリー | 3GB |
| VLプラン 10GB |
1,485円 | バリューデータフリー | 6GB |
| お試しプラン 0.2GB |
495円 | – | – |
通話料定額オプションの料金は、
- 5分かけ放題 490円
- 10分かけ放題 880円
- かけ放題 1,430円
です。
また端末も申込みと一緒に購入することもできますので分かりやすくて良いですよね。
LIBMO
LIBMOはあまり聞いたことが無いかもしれません。
地域によっては宣伝をしていると思いますが、ちょっと知名度は下がるかもしれませんね。
音声付き（電話がかけられる）で２０GBのプランが月額１,９９１円で利用できるというお得な会社なんですよ！
しかも光回線とセットにした上で、スマホを同時購入などの条件をクリアすると割引されて最大で月額７７０円が割引になります。
そうすると最大で２年間２０GBプランが月額1,221円で利用できるという破格になりますよ！
回線はドコモ回線になりますので、auやUQモバイルでご利用のスマホは使用できない可能性があります。（au系列は電波帯が違うので機種によってはその電波の利用ができないことがあります。）
LIBMOの月額料金
LIBMOの月額料金はこちらです。
| LIBMO | 税込価格 | |
| なっとくプラン | 音声通話付き | データ専用 |
|
ライト（無制限）
|
528円 | |
| ～３GB | 980円 | 858円 |
| ～８GB | 1,518円 | 1,320円 |
| ～２０GB | 1,991円 | 1,991円 |
| ～３０GB | 2,728円 | 2,728円 |
| ◆オプション | ||
| 国内5分かけ放題 | 550円 | |
| 国内10分かけ放題 | 770円 | |
| 国内かけ放題 | 1,430円 |
通話のかけ放題オプション料金もUQモバイルよりもお得です。
J:COMモバイル
J:COMも光回線などで聞くと思いますが、MVNOも提供しているんですよ。
J:COMモバイルの特徴は「おまかせサポート」というオプションが有ることですね。
月額550円ですが、メールや自宅などの光回線のWifi接続の設定などでわからない時に遠隔操作で解決してくれたり、サポート専用番号がもらえるので何度でも専門スタッフと電話で相談することができます。
MVNOなのに相談できるのは良いですね。
しかも、J:COMのケーブルテレビ対応エリアにお住まいの方であれば、専門スタッフが割引料金で訪問して解決してくれるサポートもうけられますよ。
またシニア60割という特別プランが用意されており、60歳上の方が利用でき、5分かけ放題オプション（550円）が6ヶ月間無料となり、おまかせサポート（550円）が最大3ヶ月間無料となります。
シニア世代が安心して利用できるようにプラン設計されているのがにくいですよね！
J:COMモバイルの月額料金
J:COMモバイルの月額料金はこちらです。
| J:COMモバイル | 税込価格 |
| ～１GB | 1,078円 |
| ～５GB | 1,628円 |
| ～１０GB | 2,178円 |
| ～２０GB | 2,728円 |
| ◆オプション | |
| 国内5分かけ放題 | 550円 |
| 国内60分かけ放題 | 1,650円 |
J:COMのテレビや光回線などの他のサービスも一緒に利用していると、データ容量が５GB、１０GB、２０GB、３０GBに増えます。
ケーブルテレビなどを利用されている方や電話サポートが必要な人にはおすすめの会社ですね。
rakutenモバイル
楽天モバイルはバンバンCMをしているからご存知の方が多いと思います。
料金プランがシンプルで、利用したデータ量に応じて月額料金がスライドしていきますが、最終的には無制限で定額ですので、バンバン気にせずに使い方にはおすすめですね。
ただ、デメリットとして、楽天モバイル独自の電波がプラチナバンドでは無いですので、地下やビルの中などでの通信に弱いということですね。
東京や大阪等の繁華街ではauへのローミングが強化されるという話のありますので改善されそうですが、地方ではまだビル内などの電波が弱いところもあります。
しかしシンプルでわかりやすい料金体系と追加でギガを購入すること無く無制限で使えることから面倒なことが苦手な方にはわかりやすいと思います。
[PR]楽天モバイル使わなければ1078円！！
３GB未満のデータ使用であれば基本料金が1078円です。
２０GBまで使っても2,178円！とお得ですね♫
しかも電話かけ放題が標準装備♡
楽天回線エリアならデータ通信無制限
２０GB以上使っても3278円
エリア外でも１Mbpsと中速度で利用できますよ！
5. 格安スマホのメリット・デメリット
格安スマホには、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
- 料金が安い
- 通信速度が速い
- 契約期間が短い
- 解約金が安い
- 端末代金が安い
デメリット
- サポート体制が弱い場合がある
- 端末の種類が少ない場合がある
- 通信エリアが狭い場合がある
- 通信速度が遅くなる場合がある（混雑時など）
- 大手キャリアよりも不具合やトラブルが多い場合がある（一部）
この情報が役立つことを願っています！他に何かお手伝いできることがあれば、遠慮なくお知らせください🙌。