株式会社風車とは?滋賀県高島市で起きたいちご農園計画の騒動、消えた3億7000万円の行方

のどかな滋賀県高島市で、いちご農園を中心とした町おこし計画が大きな問題に。補助金3億7000万円が行方不明となり、住民と市の間で泥沼の論争が。一体全体、何が起きたのでしょうか?

町おこしの切り札だったいちご農園計画が、思わぬ障害に直面しています。高島市が先払いした補助金の未返還問題が発覚し、住民と市の間で緊張が高まっているんです。

いちご栽培で実績のある大阪の企業による新たな計画は、輸出を見据えた大規模なもの。しかし、予定されていた補助金が事業者によって正しく使用されず、市は補助金の回収を試みています。

市民からは不満の声が上がり、市の責任者は概算払いの正当性を主張。しかし、計画に関わる事業者「風車」は連絡不通となっており、事態の解決には至っていません。

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いちご農園計画の背景

計画の始まりは、いちご栽培で名を馳せた大阪の企業が高島市に進出。年間約110トンのいちごを生産し、東南アジアに輸出する壮大な計画でした。

補助金は国からの支給が予定されていましたが、事業者の要請により高島市が先行して支払う形に。しかし、計画は予定通り進まず、国の補助金も取り消される事態に。

結果として、高島市が先払いした補助金は未返還のまま。住民からは補助金の使途について疑問の声が挙がり、市は回収に向けて奔走しています。

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補助金の未返還問題

3億7000万円もの補助金がなぜ返還されないのか。その背後には、計画遅延や予想外の問題が隠されていました。

工事の遅れの原因には、土壌改良など予想外のコストや、作業員の集団感染が挙げられます。これらの問題が積み重なり、補助金の回収が困難な状況に。

高島市は事業者に対して補助金の返還を求めましたが、期限を過ぎても応答がなく、訴訟に発展する可能性も出てきています。

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住民の反応と市の対応

この問題に対して、高島市民からは怒りや不安の声が多数。補助金の使途や管理について、市の透明性を問う声が高まっています。

市は補助金の使途や先払いの正当性を主張していますが、住民の間ではなぜ市がこのようなリスクを負ったのか疑問視する意見が目立ちます。

一方、市長は補助金の回収に全力を尽くす姿勢を示しており、顧問弁護士を通じて訴訟準備を進めているようです。

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事業者「風車」の現状

計画の中心であった事業者「風車」ですが、現在は連絡が取れない状態。事務所は人の気配がなく、電話もつながりません。

事業者の代表に関する情報も少なく、補助金の使途や返還についての明確な情報は出てきていません。

しかし、匿名の情報源によれば、補助金は別の建設会社に支払われ、現在は連絡が取れない状況にあるとのこと。

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株式会社風車とは?

株式会社風車は、この町おこし事業のために起こされた会社なのでしょうか?

会社情報によれば2021年に起こした会社のようですね。

法人概要

株式会社風車(フウシャ)は、2021年設立の滋賀県高島市新旭町旭898-4LakeSide雅102号室に所在する法人です(法人番号: 6160001023037)。最終登記更新は2021/03/11で、所在地変更を実施しました。
掲載中の法令違反/処分/ブラック情報はありません。

全国に同名企業が21件あります。

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基本情報

法人番号 6160001023037
法人名 株式会社風車
フリガナ フウシャ
住所/地図 〒520-1501

滋賀県高島市新旭町旭898-4LakeSide雅102号室

社長/代表者
URL
電話番号
設立
業種
法人番号指定日 2021/01/15
最終登記更新日 2021/03/11

引用:株式会社風車(滋賀県高島市)の企業詳細 – 全国法人リスト (houjin.jp)

 

株式会社風車の所在地は?

株式会社風車の所在地は・・・アパートの一室の様です。

住所からこの会社だとは思うのですが・・・

 

 

7億円以上の事業ができる会社だったのか?

市側は瑕疵はないと言っていますが、今となってはそう言うしかないですよね・・・

会社の陶器の場所がアパートの1室ということで差別はしないですが・・・総事業費で約15億円もの事業ができる会社だったのでしょうか?

 市によると、県議会と市議会の21年度補正予算案の可決を経て、農水省から22年3月、総事業費の2分の1にあたる補助金約7億4900万円が交付決定された。また、事業は翌22年度末までの完了を条件に、繰り越された。

引用:市の補助金3・7億円未返還 滋賀県高島市の会社、施設整備完了せず [滋賀県]:朝日新聞デジタル (asahi.com)

 

事業が進まなかった理由は?

株式会社風車がいちご農園事業が進まなかった理由を新型コロナウイルスによる物と物価高騰の影響だといっています。

ですが経営母体が2020年から資金繰りが悪化していたということですので、仮払金をそちらに流用した可能性も疑われても仕方ないかもしれませんね。

 

 福井市長の決裁で仮払金の支出を決める際、市が風車の財務状況を十分に把握していたとはいえない。

帝国データバンクによると、コロナ禍で2020年4月頃から風車の経営母体の資金繰りが急速に悪化したことが判明していたが、市は「財務状況が悪いことはわからなかった」。確認も経営母体のホームページなどにとどまった。

引用:滋賀:仮払金返還 会社提訴へ:地域ニュース : 読売新聞 (yomiuri.co.jp)

 

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