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織田信成氏のモラハラ問題の現在は?具体的内容も

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フィギュアスケート選手で現在は解説などをしている織田信成氏ですが、モラハラを受けたと裁判を起こしていました。

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モラハラ裁判の判決出る。

織田信成さんは、フィギュアスケートの濱田美栄コーチからモラハラを受けたとして、慰謝料など1,100万円の損害賠償を求めた裁判をおこしていましたが、敗訴しました。濱田コーチ側は、織田さんが名誉毀損をしたとして反訴し、220万円の賠償を勝ち取りました。裁判は2023年3月2日に大阪地裁で判決が言い渡されました。

 

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モラハラの具体的な内容は?

織田信成さんは、濱田コーチから以下のようなモラハラ行為を受けたと主張しています。

  • 織田さんの指導に対して「お前は何もできない」「お前は監督失格だ」と罵声を浴びせる
  • 織田さんが部員に送ったメールやLINEを盗み見て、内容を批判する
  • 織田さんが部員と食事に行ったことを「不倫だ」と中傷する
  • 織田さんの体調不良や入院に対して「仮病だ」「死ねばいい」と言う

これらのモラハラ行為により、織田さんは体調を崩し、2019年5月以降はリンクに足を運ぶことすらできなくなったと訴えています。

しかし、濱田コーチ側は、これらの発言や行動は指導上必要なものであり、モラハラではないと反論しています。また、織田さんが自身のブログやSNSで濱田コーチを中傷したことで名誉毀損を受けたと主張しています。

このように、両者の主張は食い違っており、裁判では証拠や証言が重視されました。

 

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当初から濱田コーチ優勢の状況

当事者同士にしか分からない問題であり、言った・言わないの水掛け論にもなってしまいます。
また、言われた方の受け取り方の問題もあるということもありますが、一部記事によりますと、

それ以上に違和感を覚えるのは各メディアがこぞって濱田コーチを擁護している点だ。モラハラ提訴に踏み切った織田氏が逆にぶっ叩かれ、一方の濱田コーチには手腕や功績についての美辞麗句がこれ見よがしに並べ立てられるなど薄気味の悪い報道も多く散見される。

確かに濱田コーチの実績は申し分ない。女子フィギュア界の第一線で活躍中のトップアスリーターたちを次々と育成し「名コーチ」として、その名を轟かせている。教え子の紀平梨花、宮原知子、白岩優奈の3選手はフィギュア最高峰とされるGPシリーズに参戦中。しかも昨季の世界選手権で男子銅メダルを獲得した米国のビンセント・ゾウや、キム・ヨナの後継者として期待される韓国のユ・ヨンら有力外国人選手も指導。その手腕は海外からも高い評価を得て、まさに引っ張りだこである。

というように、濱田コーチ優勢の状況が続いていたということです。
実績のある濱田コーチの指導方針は厳しいところもあるでしょうが、実績がその効果を証明していますので関係者は濱田コーチ優勢となるのでしょう。
口調や語調が強いのも第一線にいる方にはよくあることに思えます。
実際に大学で行ったヒアリングでも、

織田が提案した練習時間の変更を元に戻したり、成績不良者を出さないための部則の変更を求めたりしたが却下されたといった主張に対して、「妥当ではない」という見解を示したのだ。

関係者へのヒアリングでは、織田の話を否定するもの、会見内容に意義を唱えるもの、濱田コーチの話を支持するものが多かったという。

大学によるモラハラがあったかどうかの調査は7月に行われていたが、織田の体調が思わしくないことを鑑みて、大学側は公表を控えていたのだという。大学側が調査したことによって、織田に不利な証言が多く出てきてしまったことになる。

引用:織田信成のモラハラ騒動は、織田側が劣勢?裁判の行方はいかに | ウィンタースポーツ | スポーツブル (スポブル) (sportsbull.jp)

 

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判決の詳細は?

今回裁判判決の際に裁判長が話した内容は、

判決で大阪地裁は、以下のように述べました。

「織田さんがハラスメントだと主張する行為は、元々濱田コーチに対して有している印象や、その時々の織田さんの心理状態、主観的な捉え方や受け止めにも左右されるおそれがある。」

「織田さんは監督として、異なる立場の濱田コーチから選手の指導方針や部の運営方針などについて批判的な意見や対応などを受けるのも、社会通念上許容されるものである限り受忍すべきで、直ちにハラスメント行為に当たるとは認められない」

「(記者会見を開くなどした行為について)濱田コーチがハラスメント行為や嫌がらせを行う人物であるかのような印象を抱かせ、社会的評価を低下させた」

大阪地裁はこう述べて、織田信成さんに対し、220万円の支払いを命じました。

引用:https://news.yahoo.co.jp/articles/975b175448e2afa02d857a45aae52a4945ef6d92

です。

 

織田氏側の言葉の受け取り方が「モラハラ」を感じたものであり、濱田コーチの言葉は指導上必要なものであったとしました。

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まとめ

スポーツの世界は勝ってなんぼの世界です。
実績のある方法でしたら、多少危険でも選手も技術を上げるためについていくでしょう。

そして言葉は難しいですね。
性格的に口調が厳し目・激し目の人っていますよね?
ですがその人も相手をいじめようとして言っている訳では無いことも多いです。
受け取り方ともいいますが、人間的な相性の問題もあるかもしれません。

どちらが正しいかは私にはわかりませんが、スポーツの世界の価値観は「勝つこと」であることは間違いないかと思います。トップアスリートを育てる場であれば尚更です。

 

「成績不良者を出さないための部則の変更を求めた」というのも、個人的には妥当ではないというのもわかります。

トップアスリートとしてのフィギュアスケート選手を育てる場で「成績不良者を出さない」というのは甘いかなと。そんなんでは世界と戦えないです。
この成績は大学の学業の成績のことでしょうか?
練習練習で学業がおろそかになれば、卒業が危うくなりますが・・・うーーん、世界で戦える選手ってもともとほんの一握りです。
憧れて目指す選手はたくさんいるでしょうけど、残念ながらトップは一握り。
酷なようですけど、学業と両立できずに練習についてこれないのでは難しいかもしれません。

織田氏の優しい気持ちもわかりますが、一流選手を排出する部ではそのような考え方は難しいのかもしれませんね。

織田氏もメディアで訴えずに、粛々と裁判だけをしていれば、名誉毀損と言われなかったかもしれませんね。

難しいです。

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