10月公開の『Joker』既に話題沸騰ですね。
金獅子賞を受賞するなど、大変な名作です。
トレーラーを見ても、主演のホアキン・フェニックスの怪演は鳥肌が立ちました!
バットマンシリーズのヴィラン(敵役)の『ジョーカー』が、如何にしてあのカリスマ的で破滅的な悪意に染まったのか?
その道程を追った作品です。
気が狂う程の社会的差別や侮蔑、報われない虚無感、行き場の無い怒り、社会に対して、世界に対してのゴチャゴチャになって煮詰まった感情……
それらがなんら特別なものでは無く、一歩間違えば誰にでも襲ってくる感情…
共感性の強い方にはとてもとても直視出来ない、そんな葛藤を描いているようですね。
それは完璧に演じきったホアキン・フェニックス!
紛れもない今世紀を代表する俳優です!!
ホアキン・フェニックスのほかの作品は?
数々の名作に出演し、男優賞などの賞も獲っているホアキン・フェニックス。
ですが、私がここで挙げたいのは、
『容疑者、ホアキン・フェニックス』
というモキュメンタリーです!
ファンなら何を当たり前のことを、と思うでしょうが、今回の映画『Joker』でホアキンの事を知った方に、このモキュメンタリーを知ってほしいのです!
この『容疑者、ホアキン・フェニックス』は、2010年の作品ですが、リアル世界においてホアキンが
「ハリウッド俳優を辞めて歌手に専念する」
と、本当にハリウッド俳優業を辞めて本気で歌手になる事を演じているのを撮ったフェイクドキュメンタリーなんです!
こんなジャンルがあったなんて知らなかったし、この作品を撮るために1年以上も同業者やテレビ関係者、雑誌記者などを欺き続けていたと言う半端ない演技に脱帽です!
監督はケイシー・アフレック。
ベン・アフレックの弟です。
ケイシー・アフレックはホアキン・フェニックスの妹と結婚し、その頃からホアキンと意気投合しているようです。
当時でも有名なハリウッド俳優だったホアキンが演技で世界を騙し続けているというとんでもないフェイク・ドキュメンタリー、当時は色々と話題になったようですよ!
みんなの感想も
“容疑者ホアキン・フェニックス”
危険な廃人を数年もの間演じ続けて華やかなハリウッドの虚構をケイシー・アフレックと共に散々嘲笑い悪戯をしかけたホアキン。ファンには心配され激怒され顰蹙もかってあちこちかき乱した彼が混沌を引き起こすジョーカーを演じるのは面白い。#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/IQP7nNPsvC— Moeka Kotaki (@moeluvxxx) September 20, 2019
「容疑者、ホアキン・フェニックス」2008年突然の引退宣言後の2年間を追った嘘ドキュメンタリー。不思議と何度も見てしまうし、ホアキンにハマったキッカケの映画。ホアキンの狂気を垣間見る事が出来るのでジョーカーの前に見ておくと良いです。あと、ポロシャツの着こなしが妙にカッコいいんだ。 pic.twitter.com/2ZZ4KigRy1
— チュル(⚡️) (@arktto9n) September 11, 2019
[映画ニュース] 全米を騒がせた問題作「容疑者、ホアキン・フェニックス」予告編が公開! http://t.co/JimfODii #映画 #eiga
— 映画.com (@eigacom) March 8, 2012
『教授のおかしな妄想殺人』
もう一つは、
『教授のおかしな妄想殺人』
です。
2015年にアメリカで公開されたコメディ映画です。
コメディも出来るんです。
哲学の教授役のホアキンに夢中になるのが、エマ・ストーン演じる女学生。
エマ・ストーンは、『アメイジング・スパイダーマンシリーズ』のヒロイン:グウェン役でも有名ですね。
『ラ・ラ・ランド』にも出演されています。
あらすじとしては、
無気力だったホアキン演じる哲学教授が、悪徳判事の事を知り、密かに妄想で完全犯罪を創り上げていく内に気力を取り戻した。
その様子を見ていたエマ・ストーン演じる女学生は、妄想殺人の完全犯罪を創り上げようとしていることも知らずに、教授に惹かれていく…
ただ、コメディではあるものの、テーマの1つに悪徳判事の殺害と言う物がありますよね。
やはりここにもホアキンの怪演の片鱗があります。
ただのコメディでは終わらない…
みんなの感想も
教授のおかしな妄想殺人 鑑賞
殺人を犯したことにより生きる意味を見出した教授とその教授を好きになった女子大生を描いたダークコメディ
内容は結構重いはずなのにそれを一切感じさせないほどコメディ感が強かった。
あと個人的にエマストーンがサイコー以上です。 pic.twitter.com/YdJwvNdbNA— アタラクシア 読書垢 (@G6S9Hcm5ZEcGeA8) September 2, 2019
Wアレン「教授のおかしな妄想殺人」https://t.co/qFi3nJZ95O 観た。実はWアレンと知らず見て最後のクレジットのフォントで気づいたんだけど、ずっとイマイチだなと思ってたのがその途端に作品世界を理解したという。恐るべし先入観&恐るべしWアレン。邦題ヒドイ問題ここにもー(irrational man)(おわり
— akemi (@akemi_to_tweet) September 14, 2019
ララランドも、ラブアゲインも、ゾンビランドも、LAギャングストリートも、マニアックも、アメスパもその他諸々エマはなにしても美しくて可愛いんですが、『教授のおかしな妄想殺人』で恋する大学生を演じるエマのビジュアルが私的になかなかツボです pic.twitter.com/a6yBunNaJD
— やしおcinéma🎬 (@ya_circus) November 5, 2018
きれいなエマ・ストーンさんを見られるだけでも見る価値ありですね!
まとめ
ホアキン・フェニックスの魅力は色々とあります。
ただ、今回の『Joker』の様に狂気を孕んだ、深く腹の奥底に沈めこんだ演技というものが凄いです。
『グラディエーター』とかも面白かったですが、そちらは他の方も紹介してくださっているので(笑)
ユニークで唯一無二の俳優ホアキン・フェニックスから目が離せない!
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